Graphics.EnumerateMetafile メソッド (Metafile, Point , Rectangle, GraphicsUnit, Graphics.EnumerateMetafileProc)
Metafile オブジェクトから選択した四角形内のレコードをコールバック メソッドに一度に 1 つずつ送信して、指定した平行四辺形内に表示します。
Overloads Public Sub EnumerateMetafile( _
ByVal metafile As Metafile, _ ByVal destPoints() As Point, _ ByVal srcRect As Rectangle, _ ByVal srcUnit As GraphicsUnit, _ ByVal callback As Graphics.EnumerateMetafileProc _)
[C#]
public void EnumerateMetafile(Metafilemetafile,Point[] destPoints,RectanglesrcRect,GraphicsUnitsrcUnit,Graphics.EnumerateMetafileProccallback);
[C++]
public: void EnumerateMetafile(Metafile* metafile,PointdestPoints[],RectanglesrcRect,GraphicsUnitsrcUnit,Graphics.EnumerateMetafileProc* callback);
[JScript]
public function EnumerateMetafile(
metafile : Metafile,destPoints : Point[],srcRect : Rectangle,srcUnit : GraphicsUnit,callback : Graphics.EnumerateMetafileProc);
パラメータ
- metafile
列挙する Metafile オブジェクト。 - destPoints
描画するメタファイルのサイズと位置を決定する平行四辺形を定義する 3 つの Point 構造体の配列。 - srcRect
左上隅を基準に相対的に、描画するメタファイルの部分を指定する Rectangle 構造体。 - srcUnit
srcRect パラメータで指定された四角形に含まれるメタファイルの部分の決定に使用される単位を指定する GraphicsUnit 列挙体のメンバ。 - callback
メタファイル レコードの送信先のメソッドを指定する Graphics.EnumerateMetafileProc デリゲート。
戻り値
このメソッドは値を返しません。
解説
このメソッドは、指定したメタファイルに含まれるレコードを列挙します。各レコードは、 callback パラメータで指定されるコールバック メソッドに個別に送信されます。通常、コールバック メソッドは、 PlayRecord メソッドを呼び出してレコードを "再生" することにより描画します。
コールバック メソッドでは、 Metafile.PlayRecord を呼び出す場合、列挙する特定の Metafile オブジェクトの PlayRecord メソッドを呼び出す必要があります。
destPoints パラメータは、平行四辺形の 3 つの点を指定します。3 つの Point 構造体は、平行四辺形の左上隅、右上隅、および左下隅を表します。初めの 3 つの点から 4 番目の点を推定して、平行四辺形を形成します。描画するメタファイルは、平行四辺形に合わせてスケーリングされ、傾斜が設定されます。
srcRect パラメータで指定された四角形の外側で行われる描画は無視されます。
使用例
例については、 EnumerateMetafile を参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
Graphics クラス | Graphics メンバ | System.Drawing 名前空間 | Graphics.EnumerateMetafile オーバーロードの一覧