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Team Foundation Server 用の SQL Server データベースのプロビジョニング

Team Foundation Server の空のデータベースを作成すると、SQL Server の単一のインスタンスで Team Foundation Server の複数のインスタンスのデータベースを管理する場合や、SQL Server のマネージ インスタンスで Team Foundation Server データベースをホストする場合に役立つことがあります。このトピックでは、目的を問わず、Team Foundation Server で使用する空の SQL Server データベースをプロビジョニングする方法について説明します。

概念として、この方法には次の 2 つの手順が含まれます。

  1. データベースを作成し、規定されたガイドラインに基づいて名前を付ける。

  2. Team Foundation Server のインストール時にこれらのデータベースを指定する。

構成データベース

Team Foundation Server には、インストール中に空のデータベースを使用するように構成できるデータベースが 2 つあります。

  • Tfs_<データベース ラベル>Warehouse

  • Tfs_<データベース ラベル>Application

これらのデータベースでは、ここに示した名前付け構造に従う必要がありますが、<データベース ラベル> の文字列は省略するか、それぞれのデータベースを一意に表す固有のカスタム文字列にすることができます。

Team Foundation Server のインストール時には、[既存の空のデータベースを使用する] チェック ボックスをオンにする必要があります。ラベルを追加した場合は、そのラベルを [サーバー データベース ラベル] に入力する必要もあります。 これにより、インストール ウィザードは、作成した空のデータベースを使用して構成データベースをセットアップするようになります。

注意

各プロジェクト コレクションには独自のデータベースが必要ですが、インストール中に空のプロジェクト コレクション データベースを使用するように Team Foundation Server を構成することはできません。空のプロジェクト コレクション データベースは、インストール後に Team Foundation Server 管理者コンソールを使用して追加する必要があります。

参照

概念

Team Foundation Server のインストール

TFS のアップグレード要件