MFC マクロとグローバル
MFC (Microsoft Foundation Class) ライブラリは、(1) MFC クラス、(2) マクロおよびグローバル関数とグローバル変数の 2 つの主要な分野で構成されます。 クラスのメンバーではない関数や変数は、グローバル関数またはグローバル変数です。
MFC ライブラリと ATL (Active Template Library) は文字列変換マクロを共有します。 詳細については、ATL のドキュメントの「文字列変換に関するマクロ」を参照してください。
MFC のマクロ、グローバル関数、およびグローバル変数には、次の機能が用意されています。
汎用 MFC
データベース
レコード フィールド エクスチェンジ (RFX) 関数とバルク レコード フィールド エクスチェンジ (Bulk RFX) 関数 (MFC ODBC クラス)
レコード フィールド エクスチェンジ (RFX) 関数 (MFC DAO クラス)
CRecordView と CDaoRecordView のダイアログ データ エクスチェンジ (DDX) 関数 (MFC ODBC クラスと MFC DAO クラス)
インターネット
DHTML/DHTML のイベント マップ
OLE
MFC には、上記に加え、MFC 4.0 で開発されたすべての OLE コンテナーで埋め込み OLE コントロールを完全にサポートできるようにする関数 AfxEnableControlContainer も用意されています。
OLE コントロール
このセクションの最初の部分では、上に示した各カテゴリについて簡単に説明し、カテゴリ内の各グローバル関数、グローバル変数、およびマクロの一覧を簡単な機能説明と共に示します。 次に、MFC ライブラリのグローバル関数、グローバル変数、およびマクロについて説明します。
注意
グローバル関数の多くはプレフィックス "Afx" で始まります。ただし、ダイアログ データ エクスチェンジ (DDX) 関数や多くのデータベース関数など、一部に例外もあります。すべてのグローバル変数はプリフィックス "afx" で始まります。マクロは特定のプリフィックスでは始まりませんが、すべて大文字を使用します。