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MED-V ワークスペースを手動で展開する方法

適用対象: Microsoft Enterprise Desktop Virtualization 2.0

状況によっては、MED-V ワークスペースを手動で展開しなければならないことがあります。たとえば、会社でアプリケーションを配布するのに、電子ソフトウェア配布システムを使用していない場合は、ワークスペースを手動で展開します。

ここでは、MED-V ワークスペースを手動で展開する方法を説明します。

MED-V ワークスペースを手動で展開するには

  1. 展開に必要なすべてのアプリケーションと MED-V ワークスペース パッケージ ファイルを共有ドライブか DVD にコピーします。次に、必須のアプリケーションとファイルを示します。

    • Windows Virtual PC。詳細については、「インストールの前提条件の構成」を参照してください。

    • Windows Virtual PC の追加機能と更新プログラム。詳細については、「インストールの前提条件の構成」を参照してください。

    • MED-V ホスト エージェントのインストール ファイル (MED-V_HostAgent_Setup) - ホスト エージェントをインストールします。

      警告

      MED-V ホスト エージェントをインストールする前に、必ず Internet Explorer を閉じる必要があります。開いたままインストールすると、後で URL をリダイレクトするときに競合が発生することがあります。配布中にコンピューターが再起動されるように指定して、Internet Explorer が閉じられるようにすることもできます。

    • MED-V ワークスペースのインストーラー、VHD、セットアップ用実行可能ファイル - MED-V ワークスペース パッケージャーで作成したパッケージ。詳細については、「MED-V ワークスペース パッケージの作成」を参照してください。

      重要

      圧縮された VHD ファイル (.medv) とセットアップ用実行可能ファイル (setup.exe) は、MED-V ワークスペースのインストーラーと同じフォルダーになければなりません。

  2. ここに記載している順番に、コンポーネントをインストールします。エンド ユーザーが手動でインストールすることもできますが、次のコンポーネントをインストールするスクリプトを作成することもできます。

    • Windows Virtual PC、およびその追加機能と更新プログラム。コンピューターを再起動する必要があります。

    • MED-V ホスト エージェント。

      注意

      Internet Explorer を実行中の場合は、MED-V ホスト エージェントのインストールが完了する前に、再起動する必要があります。

    • MED-V ワークスペース パッケージ。

      MED-V ワークスペース パッケージ ファイルに含まれている setup.exe プログラムを実行して、MED-V ワークスペースをインストールします。

  3. 初回セットアップを完了します。

    MED-V ワークスペースをインストールした後で、MED-V を起動するかどうかを選択します。起動することを選択すると MED-V ホスト エージェントが起動されます。この時点で MED-V を起動することも、後で MED-V ホスト エージェントを起動して初回セットアップを完了することもできます。

    MED-V ホスト エージェントを起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft Enterprise Desktop Virtualization]、[MED-V ホスト エージェント] の順にクリックします。

参照:

タスク

電子ソフトウェア配布システムを使用して MED-V ワークスペースを展開する方法
Windows 7 イメージに MED-V を展開する方法

その他のリソース

MED-V ワークスペース パッケージの展開

この情報は役に立ちましたか?MED-V のドキュメントに関するご意見ご感想を次のアドレスに送信してください。 medvdocs@microsoft.com