Windows 7 イメージに MED-V を展開する方法
適用対象: Microsoft Enterprise Desktop Virtualization 2.0
MED-V のコンポーネントは、通常の Windows 7 の新規インストールと同じように、エンタープライズ全体に配布する Windows 7 イメージにインストールすることができます。エンド ユーザーは、MED-V を起動するように構成された [スタート] メニューのショートカットをクリックすることにより、MED-V ワークスペースのインストールを完了します。初回セットアップが開始され、エンド ユーザーは、表示される指示に従って構成を完了します。
ここでは、Windows 7 イメージを使用して、MED-V ワークスペースをエンタープライズ全体に展開するのに役立つ情報と操作手順を示します。
Windows 7 イメージを使用して MED-V ワークスペースを展開するには
Windows 7 の標準イメージを作成します。詳細については、「Windows 7 の標準イメージの作成: ステップバイステップ ガイド」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=204843) を参照してください。
作成した Windows 7 イメージに、Windows Virtual PC とその更新プログラムをインストールします。詳細については、「インストールの前提条件の構成」を参照してください。
MED-V_HostAgent_Setup インストール ファイルを使用して、MED-V ホスト エージェントをインストールします。詳細については、「MED-V ホスト エージェントを手動でインストールする方法」を参照してください。
警告
MED-V ホスト エージェントをインストールする前に、Internet Explorer を閉じる必要があります。開いたままインストールすると、後で URL をリダイレクトするときに競合が発生することがあります。配布中にコンピューターが再起動されるように指定して、Internet Explorer が閉じられるようにすることもできます。
MED-V ワークスペース パッケージ ファイルを Windows 7 イメージにコピーします。MED-V ワークスペース パッケージ ファイルとは、MED-V ワークスペース パッケージャーを使用して作成した MED-V ワークスペース インストーラー、.medv ファイル、および setup.exe ファイルのことです。
重要
.medv ファイルと setup.exe ファイルは、MED-V ワークスペースのインストーラーと同じフォルダーになければなりません。setup.exe を実行して、MED-V ワークスペースをインストールします。
MED-V ワークスペース パッケージのインストール開始用の [スタート] メニューのショートカットを構成します。
エンド ユーザーが MED-V をインストールするのに使用する、setup.exe ファイルへの [スタート] メニューのショートカットを作成します。
会社の通常のイメージ展開方法を使用して、エンタープライズ内の MED-V を必要とするコンピューターに Windows 7 イメージを配布します。
エンド ユーザーが、MED-V ワークスペースに展開されたアプリケーションにアクセスする必要がある場合は、[スタート] メニューにある、MED-V ワークスペースのインストール用ショートカットをクリックします。初回セットアップが自動的に開始され、MED-V の構成が完了します。初回セットアップが完了すると、エンド ユーザーが [スタート] メニューを使って MED-V のアプリケーションにアクセスできるようになります。
参照:
タスク
電子ソフトウェア配布システムを使用して MED-V ワークスペースを展開する方法
概念
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