/analyze (コード分析)
コード分析とコントロール オプションを有効にします。
/analyze[-][:WX-][:log filename][:quiet][:stacksize number][:max_paths number][:only]
引数
/analyze
既定のモードで分析をオンにします。 分析の出力は、他のエラー メッセージのように [出力] ウィンドウに移動します。 分析を明示的にオフにするには、/analyze- を使用します。/analyze:WX-
/analyze:WX- を指定すると、/WX を使用してコンパイルするときに、コード分析の警告がエラーとして処理されません。 詳細については、「/w、/Wn、/WX、/Wall、/wln、/wdn、/wen、/won (警告レベル)」を参照してください。/analyze:log filename
詳細なアナライザーの結果が、filename で指定されたファイルに XML として書き込まれます。/analyze:quiet
[出力] ウィンドウへのアナライザーの出力をオフにします。/analyze:stacksize number
このオプションと共に使用される number パラメーターでは、C6262 警告が生成されたスタック フレームのサイズをバイト単位で指定します。 このパラメーターが指定されていない場合は、既定の 16 KB がスタック フレーム サイズとして使用されます。/analyze:max_paths number
このオプションと共に使用される number パラメーターでは、分析するコード パスの最大数を指定します。 このパラメーターが指定されていない場合は、既定の 256 が最大数として使用されます。 値を大きくすると、より細かなチェックが実行されますが、分析に時間がかかることがあります。/analyze:only
通常、コンパイラは、アナライザーを実行した後にコードを生成し、構文チェックをさらに実行します。 /analyze:only オプションを使用すると、このコード生成パスがオフになるため、分析をさらに高速に実行できますが、コンパイラのコード生成パスによって検出された可能性があるコンパイラのエラーと警告が出力されません。 プログラムにコード生成のエラーがある場合は、分析結果が信頼できないものになる可能性があるため、このオプションを使用するのは、コードが既にコード生成構文チェックをエラーなしで渡している場合だけにすることをお勧めします。
解説
詳細については、「C/C++ のコード分析の概要」および「C/C++ コードの警告に対応するコードの分析」を参照してください。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、「方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く」を参照してください。
[構成プロパティ] ノードを展開します。
[コード分析] ノードを展開します。
[全般] プロパティ ページをクリックします。
[コード分析] のプロパティを 1 つ以上変更します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- EnablePREfast を参照してください。