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ListObject オブジェクト

Office web コンポーネント Visual Basic リファレンス

ListObject オブジェクト

複数のオブジェクト
ListObject
複数のオブジェクト

使い方

ListObject オブジェクトは、ワークシート上の XML リストを表します。ListObject オブジェクトは、ListObjects コレクションのメンバーです。ListObjects コレクションの各 ListObject オブジェクトには、インデックスが設定されます。最初のオブジェクトは 1、2 番目のオブジェクトは 2、というように設定されます。Item プロパティを使用して、ListObjects コレクション内の単一の ListObject オブジェクトを取得します。Item プロパティの引数は、ListObject オブジェクトの ListObjects コレクション内にある、名前またはインデックス番号です。名前は、XML スプレッドシート ファイルの Entry 要素 (MapInfo/Map/Entry) の ID 属性値です。XML スプレッドシート ファイル内のこれらの詳細情報が入っている XML フラグメントの例を次に示します。

  <x2:MapInfo xmlns:x2="https://schemas.microsoft.com/office/excel/2003/xml">
   <x2:Map x2:ID="Cust_MapId">
      <x2:Entry x2:ID="example_id" x2:Type="table">
         ...
      </x2:Entry>
   </x2:Map>
</x2:MapInfo>

また、ListObject オブジェクトの Name プロパティを使用しても名前を取得できます。Microsoft Excel では、データが連結したスプレッドシートを作成し、そのワークブックを XML スプレッドシートとして保存することによって、XML スプレッドシート ファイルを作成できます。

この使用例では、スプレッドシート コンポーネントで指定したリスト範囲の境界線の太さを設定します。

  Sub SetListBorder()

    Dim ssConstants
    Dim rngList

    Set ssConstants = Spreadsheet1.Constants

    ' リストを含む範囲を変数に設定します。
    Set rngList = Spreadsheet1.ActiveSheet.ListObjects(1).Range

    ' その範囲の境界線の太さを設定します。
    rngList.Borders.Weight = ssConstants.owcLineWeightMedium

End Sub