作成したマイニング モデルを参照または操作する前に、Analysis Services プロジェクトをデプロイし、マイニング構造とマイニング モデルを処理する必要があります。
配置すると 、プロジェクトがサーバーに送信され、そのプロジェクト内のオブジェクトがサーバー上に作成されます。
処理 により、Analysis Services オブジェクトにリレーショナル データ ソースのデータが設定されます。
モデルは、デプロイおよび処理されるまで使用できません。 また、新しいデータの追加など、モデルに変更を加えた場合は、モデルを再デプロイして再処理する必要があります。
HoldoutSeed との整合性の確保
プロジェクトを配置して構造とモデルを処理すると、データ構造内の個々の行が、数値シード値に基づいてトレーニング セットまたはテスト セットに割り当てられます。 既定では、数値シード値はデータ構造の属性に基づいて計算されます。 ただし、モデルの一部の側面を変更すると、シード値が変わり、結果が微妙に異なります。 したがって、ここで説明した結果と同じになるように、12の固定ホールドアウト シードを任意に割り当てます。 ホールドアウト シードはサンプリング アルゴリズムを初期化するために使用され、すべてのマイニング構造とそのモデルに対してほぼ同じ方法でデータがパーティション分割されます。
この値は、トレーニング セット内のケースの数には影響しません。これにより、モデルをビルドするたびに同じパーティション分割方法が使用されます。
ホールドアウトシードの詳細については、トレーニング用データセットとテスト用データセットを参照してください。
ホールドアウト シードを設定するには
SQL Server Data Tools (SSDT) のデータ マイニング デザイナーの [ マイニング構造 ] タブまたは [ マイニング モデル ] タブをクリックします。
ターゲットメーリング マイニング構造が[プロパティ]ペインに表示されます。
F4 キーを押して、[プロパティ] ウィンドウが開かれていることを確認します。
CacheMode が KeepTrainingCases に設定されていることを確認します。
HoldoutSeed に「
12」と入力します。
モデルのデプロイと処理
データ マイニング デザイナーでは、モデルまたは基になるデータに加えた変更の範囲に応じて、処理するオブジェクトを決定できます。
このタスクでは、データとモデルが新しいので、構造とすべてのモデルを同時に処理します。
プロジェクトを配置し、すべてのマイニング モデルを処理するには
[ マイニング モデル ] メニューの [ マイニング構造の処理] と [すべてのモデル] を選択します。
構造を変更した場合は、モデルを処理する前にプロジェクトをビルドして配置するように求められます。 [はい] をクリックします。
[マイニング構造の処理 - 対象メーリング] ダイアログ ボックスで [実行] をクリックします。
[ プロセスの進行状況 ] ダイアログ ボックスが開き、モデル処理の詳細が表示されます。 お使いのコンピューターによっては、モデルの処理に時間がかかる場合があります。
モデルの処理が完了したら、[プロセスの進行状況] ダイアログ ボックスで [閉じる] をクリックします。
[マイニング構造の処理 - <構造>] ダイアログ ボックスで [閉じる] をクリックします。
レッスンの前のタスク
ターゲットメーリング構造への新しいモデルの追加 (基本的なデータ マイニング チュートリアル)
次のレッスン
レッスン 4: ターゲットメーリング モデルの探索 (基本的なデータ マイニング チュートリアル)