DefaultMember 要素 (ASSL)
親要素の既定のメンバを識別する多次元式 (MDX) を格納します。
構文
<AttributePermission> <!-- or DimensionAttribute, ManyToManyMeasureGroupDimension, PerspectiveAttribute -->
...
<DefaultMember>...</DefaultMember>
...
</AttributePermission>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型と長さ |
String |
既定値 |
なし |
カーディナリティ |
0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です |
要素のリレーションシップ
リレーションシップ | 要素 |
---|---|
親要素 |
AttributePermission、DimensionAttribute、ManyToManyMeasureGroupDimension、PerspectiveAttribute |
子要素 |
なし |
解説
DefaultMember 要素は、親要素の既定のメンバを定義します。DefaultMember が指定されていないか、空の文字列に設定されている場合は、Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) によって、既定のメンバとして使用するメンバが選択されます。
ManyToManyMeasureGroupDimension 要素の場合、DefaultMember 要素には、ManyToManyMeasureGroupDimension の CubeDimensionID 要素で識別されたディメンション内のメンバを指定する MDX 式が格納されます。MDX 式は、CONSTRAINED キーワードを持つ StrToMember MDX 関数と似ており、式に MDX 関数またはユーザー定義の関数を含めることはできません。
既定のメンバの詳細については、「既定メンバの定義」を参照してください。
分析管理オブジェクト (AMO) オブジェクト モデルで DefaultMember の親に対応する要素は、AttributePermission、DimensionAttribute、および PerspectiveAttribute です。