ID 要素 (ASSL)

親要素の一意の識別子 (ID) を格納します。

構文

<Action> <!-- or one of the elements listed in the Element Relationships table -->
   ...
   <ID>...</ID>
   ...
</Action>

特性	説明
データ型と長さ	String (最大 100 文字)
既定値	なし
カーディナリティ	0-1 : 省略可能な要素で、出現する場合は 1 回だけの出現が可能です

リレーションシップ	要素
親要素	Action、Aggregation、AggregationDesign、Assembly、Cube、CubeBinding、CubeDimension、Database、DataSource、DataSourceView、Dimension、DimensionAttribute、Hierarchy、Kpi、Level、MdxScript、Measure、MeasureGroup、MeasureGroupBinding、MiningModel、MiningModelColumn、MiningStructure、MiningStructureColumn、Partition、Permission、Perspective、Role、Server、Trace
子要素	なし

Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) の主要なすべてのオブジェクトは、ID 要素をプロパティとして持っています。ID 要素の値には次の制限があります。

値の先頭または末尾にスペースを含めることはできません。そのようなスペースは、Analysis Services によって暗黙的に ID 要素の値から削除されます。
値に制御文字を含めることはできません。制御文字は、Analysis Services によって暗黙的に ID 要素の値から削除されます。
次の値は予約済みなので使用できません。
- AUX
- CLOCK$
- COM1 ～ COM9 (COM1、COM2、COM3 など)
- CON
- LPT1 ～ LPT9 (LPT1、LPT2、LPT3 など)
- NUL
- PRN

次の表は、親要素によっては ID 要素の値に使用できないその他の文字を示しています。

親要素	文字
Server	値は、Microsoft Windows コンピュータ名の規則に従う必要があります。IP アドレスは無効です。
DataSource	:/\*\|?"()[]{}<>
Level、Attribute 要素	.,;'`:/\*\|?"&%$!+=[]{}<>
他のすべての親要素	.,;'`:/\*\|?"&%$!+=()[]{}<>