InputSchema 要素 (ADF)
条件アクションの入力用のデータベース スキーマ名を指定します。
構文
<ConditionAction>
...
<InputSchema>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
string。長さは 1 ~ 128 文字の範囲です。 |
既定値 |
アプリケーションのスキーマ。既定のアプリケーション スキーマは dbo です。 |
個数 |
ConditionAction 要素につき 1 個 (省略可)。入力スキーマを指定しない場合、入力はアプリケーションのスキーマに含まれている必要があります。 |
更新 |
この要素は、アプリケーションの更新時に変更、追加、または削除できます。入力スキーマまたは名前の変更は、ルールを削除してから追加することと同じです。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし。 |
解説
条件アクションを使用するときは、イベント データを含むビューまたはテーブルを指定する必要があります。このビューまたはテーブルはスキーマに含まれます。
- 入力がイベント クラスの名前をとって命名されたビューの場合、スキーマはアプリケーション スキーマです。アプリケーション スキーマは、アプリケーション データベースを定義するときに指定するか、または既定値の dbo にすることができます。詳細については、「アプリケーション データベースの定義」を参照してください。
- 入力がイベント記録の場合、スキーマはイベント記録を作成する CREATE TABLE ステートメントで定義されます。これは通常、アプリケーション スキーマと同じです。詳細については、「イベント クラスの記録の定義」を参照してください。
条件アクションの詳細については、「条件アクションの定義」を参照してください。
使用例
次の例は、条件アクションを定義する方法を示しています。Transact-SQL 式のクエリは、MyAppSchema.WeatherEventRule ビューのデータを選択します。このビューは、サブスクリプション クラスのデータと MyAppSchema.WeatherEvents イベント ビューのデータを含みます。
<ConditionAction>
<SqlLogin>[MyLowPrivLogin]</SqlLogin>
<SqlUser>[MyLowPrivUser]</SqlUser>
<InputName>WeatherEvents</InputName>
<InputSchema>MyAppSchema</InputSchema>
<SqlExpression>
INSERT INTO MyAppSchema.WeatherNotifications(SubscriberId,
DeviceName, SubscriberLocale, City, Forecast)
SELECT [Subscription.SubscriberId], [Subscription.DeviceName],
[Subscription.SubscriberLocale], [Input.City],
[Input.Forecast])
FROM MyAppSchema.WeatherEventRule;
</SqlExpression>
</ConditionAction>
参照
関連項目
概念
その他の技術情報
条件アクションの定義
サブスクリプション ルールの定義
ユーザーとスキーマの分離