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レッスン 3 : レポート用のクエリの定義

更新 : 2005 年 12 月 5 日

データ ソースを定義すると、レポート デザイナによりデータセットが作成され、クエリのデザインに使用できる汎用クエリ デザイナが表示されます。このチュートリアルでは、データベースから販売注文情報を取得するクエリを作成します。

汎用クエリ デザイナは、複雑な Transact-SQL ステートメントを操作できる既定のクエリ デザイン ツールです。レポートを実行するまで、ステートメントのフォーマットまたは検証は行われません。グラフィカルなクエリ デザイナに慣れている場合は、汎用クエリ デザイナの代わりにこちらを使用することもできます。ツールを切り替えるには、クエリ デザイナの切り替えボタンを使用できます。クエリ デザイナの詳細については、「Reporting Services のクエリ デザイン ツール」を参照してください。

レポート データ用に Transact-SQL クエリを定義するには

  1. 次のクエリを汎用クエリ デザイナの SQL ペインに入力するか、コピーして貼り付けます。SQL ペインは、デザイン ツールの上部ペインです。この後の図は、クエリを指定する場所を示しています。

    SELECT  S.OrderDate, S.SalesOrderNumber, S.TotalDue, C.FirstName, C.LastName
    FROM    HumanResources.Employee E INNER JOIN
            Person.Contact C ON E.ContactID = C.ContactID INNER JOIN
            Sales.SalesOrderHeader S ON E.EmployeeID = S.SalesPersonID
    
  2. クエリの結果を表示するには、クエリ デザイナのツール バーにある [実行] (!) ボタンをクリックします。

次の図は、SQL ペインにクエリがコピーされた汎用クエリ デザイナを示します。汎用クエリ デザイナを有効にする切り替えボタンが選択されていることに注目してください。このボタンをクリックすると、グラフィカルなクエリ デザイナを代わりに使用できます。

汎用クエリ デザイナでのレポート クエリ

次の作業

これで、レポートのデータを取得するクエリを指定できました。次に、レポート レイアウトを作成します。「レッスン 4 : テーブル データ領域の追加」を参照してください。

参照

概念

チュートリアル : 基本的なレポートの作成

その他の技術情報

レポートのデータセットの定義 (SQL Server リレーショナル データベース)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2005 年 12 月 5 日

追加内容
  • グラフィカルなクエリ デザイナへの切り替えに関する説明を追加。