DROP STATISTICS (Transact-SQL)
現在のデータベースの指定されたテーブル内で、複数のコレクションの統計を削除します。
構文
DROP STATISTICS table.statistics_name | view.statistics_name [ ,...n ]
引数
- table | view
統計を削除する対象となるターゲット テーブルまたはインデックス付きビューの名前です。テーブル名とビュー名は、識別子の規則に従っている必要があります。テーブルまたはビューの所有者名の指定は省略可能です。
- statistics_name
削除する統計グループの名前です。統計の名前は、識別子の規則に従っている必要があります。
解説
統計を削除するときは注意が必要です。統計を削除すると、クエリ オプティマイザによって選択された実行プランに影響することがあります。
インデックスの統計を DROP STATISTICS で削除することはできません。インデックスが存在する限り、統計は維持されます。
統計の表示に関する詳細については、「DBCC SHOW_STATISTICS (Transact-SQL)」を参照してください。
権限
テーブルまたはビューに対する ALTER 権限が必要です。
例
次の例では、2 つのテーブルの統計グループ (コレクション) を削除します。Vendor
テーブルの VendorCredit
統計グループ (コレクション) と SalesOrderHeader
テーブルの CustomerTotal
統計グループ (コレクション) が削除されます。
-- Create the statistics groups.
USE AdventureWorks;
GO
CREATE STATISTICS VendorCredit
ON Purchasing.Vendor (Name, CreditRating)
WITH SAMPLE 50 PERCENT
CREATE STATISTICS CustomerTotal
ON Sales.SalesOrderHeader (CustomerID, TotalDue)
WITH FULLSCAN;
GO
DROP STATISTICS Purchasing.Vendor.VendorCredit, Sales.SalesOrderHeader.CustomerTotal;
参照
関連項目
ALTER DATABASE (Transact-SQL)
CREATE INDEX (Transact-SQL)
CREATE STATISTICS (Transact-SQL)
sys.stats (Transact-SQL)
sys.stats_columns (Transact-SQL)
DBCC SHOW_STATISTICS (Transact-SQL)
sp_autostats (Transact-SQL)
sp_createstats (Transact-SQL)
UPDATE STATISTICS (Transact-SQL)
EVENTDATA (Transact-SQL)
USE (Transact-SQL)