キューブとキューブのプロパティの定義および構成

キューブは、ディメンションとメジャーを含む多次元構造です。ディメンションではキューブの構造が定義され、メジャーによってエンド ユーザーが必要とする数値が用意されます。論理構造としてキューブを使用すると、キューブ内のセルであらゆる集約値を定義したかのように、クライアント アプリケーションで値を取得できます。キューブ内のセル位置は、ディメンション メンバの共通部分で定義されます。ディメンション階層では、キューブ内に集計パスが提供されます。メジャーの値は、ディメンション階層でメンバの値を提供するために非リーフ レベルで集計されます。

メモ :
キューブ デザインに関連するパフォーマンスの問題の詳細については、「SQL Server 2005 Analysis Services パフォーマンス ガイド」を参照してください。

このセクションのトピックでは、次の内容について説明します。

トピック	説明
キューブ ウィザードを使用したキューブ、ディメンション、階層、属性の定義	キューブ ウィザードを使用して、キューブ、ディメンション、ディメンション属性、ユーザー定義階層を定義する方法を説明します。
キューブの構成	キューブとキューブのプロパティを構成する方法を説明します。
ディメンションの使用法とディメンションのリレーションシップの定義と構成	キューブ ディメンションとメジャー グループの関係を定義して構成する方法を説明します。
計算の定義と構成	MDX スクリプトで計算を定義して構成する方法を説明します。
アクションの定義と構成	アクションを定義して構成する方法を説明します。
パーティションの定義と構成	パーティションを定義して構成する方法を説明します。
分析観点の定義と構成	分析観点を定義して構成する方法を説明します。
ストアド プロシージャを使用した作業 (Analysis Services)	ストアド プロシージャを操作する方法について説明します。
キューブ データの参照	キューブ デザイナを使用してキューブ データを参照する方法を説明します。

参照

その他の技術情報

キューブとキューブ プロパティの操作について
メジャーの変更
レッスン 5 : ディメンションおよびメジャー グループ間のリレーションシップの定義
レッスン 6 : 計算の定義
レッスン 7 : 主要業績評価指標 (KPI) の定義
レッスン 8 : アクションの定義
レッスン 9 : 分析観点と翻訳の定義

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手