NSQuantumFailures (Transact-SQL)
失敗したジェネレータ クォンタムに関する情報を返します。Notification Services では、クォンタムが要求された処理を完了できない場合、そのクォンタムは失敗したと判断されます。
構文
[ application_schema_name . ] NSQuantumFailures
結果セット
NSQuantumFailures の結果セットは、QuantumId の値で並べ替えられます。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
QuantumId |
int |
クォンタムの一意 ID。この ID を NSQuantumDetails ストアド プロシージャに渡すと、クォンタムについての詳細情報を取得できます。 |
QuantumStatusDescription |
nvarchar(255) |
クォンタムの現在の状態を説明するテキスト。 |
QuantumStartTime |
datetime |
クォンタムが表す期間の開始時刻 (UTC)。 |
QuantumEndTime |
datetime |
クォンタムが表す間隔の終了時間 (UTC)。終了時間は開始時間とクォンタムの持続時間を足したものです。 |
ExecutionTimeInMS |
int |
クォンタムの処理時間 (ミリ秒単位)。 |
ExecutionStartTime |
datetime |
ジェネレータがクォンタムの処理を開始した実際の時刻 (UTC)。 |
ExecutionEndTime |
datetime |
ジェネレータがクォンタムの処理を終了した実際の時刻 (UTC)。 |
解説
Notification Services でインスタンスを作成すると、アプリケーション データベース内に NSQuantumFailures ストアド プロシージャが作成されます。アプリケーションを更新すると、Notification Services ではストアド プロシージャが再コンパイルされます。
このストアド プロシージャは、アプリケーション定義ファイル (ADF) の要素 SchemaName で指定される、アプリケーション スキーマ内に格納されます。スキーマ名が指定されない場合、既定のスキーマ dbo が使用されます。
権限
既定では、NSAnalysis データベース ロール、db_owner 固定データベース ロール、および sysadmin 固定サーバー ロールのメンバに実行権限が与えられています。
戻り値
なし
例
次の例では、アプリケーションで失敗したクォンタムに関するレポートを作成します。
アプリケーションでは、既定の SchemaName 設定が使用されます。この設定ではすべてのアプリケーション オブジェクトが dbo スキーマに格納されます。
EXEC dbo.NSQuantumFailures;
参照
関連項目
Notification Services ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
その他の技術情報
Notification Services パフォーマンス レポート
SchemaName 要素 (ADF)