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ActiveX スクリプト タスク

ActiveX スクリプト タスクには、ActiveX スクリプトがアップグレードされ、ActiveX スクリプト タスクの提供するより高度な機能が使用できるようになるまでの間、ActiveX スクリプトで開発したカスタム コードを継続して使用する方法が用意されています。

重要な注意事項重要

ActiveX スクリプト タスクは、廃止されたコンポーネントであるデータ変換サービス (DTS) との互換性を保つためにのみ提供されています。詳細については、「データ変換サービス (DTS)」を参照してください。

ActiveX スクリプトは通常、次の目的で使用されています。

  • パッケージにビジネス ロジックを含めます。たとえば、ActiveX スクリプトは条件ロジックを使用してパッケージ ワークフローを管理できます。

  • 条件ロジックを使用して変数値を設定する関数を記述します。たとえば、ActiveX スクリプトは、ActiveX Data Objects (ADO) を使用してデータベース テーブル内の値にアクセスし、変数にテーブルの値を設定できます。

  • 複雑な計算を実行します。たとえば、ActiveX スクリプトは、データ値に対して DateAdd や DateDiff などの組み込み関数を適用することにより、新しい日付を計算できます。

  • 組み込みの接続の種類ではサポートされていないその他のテクノロジを使用して、データにアクセスします。たとえば、ActiveX スクリプトは、Active Directory Service Interfaces (ADSI) を使用して Active Directory のユーザー名にアクセスし、ユーザー名を抽出できます。

ActiveX スクリプトをアップグレードできるようになるまで既存の ActiveX スクリプトを継続して使用する場合、次の方法で ActiveX スクリプト タスクを構成します。

  • タスクを実行する既存のスクリプトを指定します。

  • スクリプト内で使用されたスクリプト言語を指定します。ActiveX スクリプト タスクは、VBScript 言語、JScript 言語、および、ローカル コンピューターにインストールされたその他のスクリプト言語をサポートします。

  • スクリプトのエントリ ポイントとなる関数の名前を指定します。

ActiveX スクリプト タスクとスクリプト タスクの比較

SQL ServerIntegration Services パッケージの新しいスクリプトを記述する場合、ActiveX スクリプト タスクではなく常にスクリプト タスクを使用してください。スクリプト タスクには次の利点があります。

  • Microsoft Visual Basic .NET などのプログラミング言語で記述されたスクリプトは、事前にコンパイルすることにより、パフォーマンスが高まります。

  • VSA 環境でコード化されたスクリプトは、統合ヘルプ、IntelliSense、およびデバッグでサポートされます。

  • スクリプトは、標準的な .NET Framework や COM オブジェクトに加え、外部 .NET アセンブリを参照できます。

詳細については、「スクリプト タスク」を参照してください。

ActiveX スクリプト タスクの構成

プロパティはプログラムによって設定するか、または SSIS デザイナーから設定できます。

SSIS デザイナーで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

SSIS デザイナーでこれらのプロパティを設定する方法については、次のトピックをクリックしてください。

プログラムによる ActiveX スクリプト タスクの構成

プログラムによってこれらのプロパティを設定する方法の詳細については、次のトピックを参照してください。

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

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