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データ ソースとしてのレポート モデルの使用

レポート サーバー、またはレポート サーバーに統合されている SharePoint サイトにパブリッシュされているレポート モデルのデータ ソースを作成するには、データ ソースの種類をレポート サーバー モデルに設定し、レポート サーバーの URL とモデルのフォルダーの場所を含む接続文字列を指定します。例については、「データ ソースへの接続 (Reporting Services)」を参照してください。

データ ソースを作成したら、レポート モデルのデータ ソースに基づいてデータセットを作成します。データセット クエリを作成すると、レポート モデル クエリ デザイナーが表示されます。このクエリ デザイナーでは、エンティティやフィールドをモデルからクエリ デザイナーのデータ ビューにドラッグできます。クエリの作成が完成すると、エンティティやフィールドはレポート データ ペインのデータセット フィールド コレクションになります。これで、フル機能を備えた他のレポート デザイナーのレポートと同じように、レポートの内容を整理したり、書式を設定したりできるようになります。たとえば、1 つのレポート内で異なるクエリを使用して、条件付き書式、複数のデータセット、複数のデータ領域を含むレポートを作成できます。詳細については、「レポート モデル クエリ デザイナーのユーザー インターフェイス」または「レポート モデル クエリ デザイナーの操作」を参照してください。

レポート デザイナーでは、レポート モデルから新しいレポートを作成することも、レポート ビルダー 1.0 を使って作成された既存のレポートを編集し、ファイルとしてコンピューターに保存することもできます。このようなレポート ビルダーのレポートをレポート サーバー プロジェクトに追加し、レポートに合わせてデータ ソースを再定義できます。モデルに基づいたレポート作成の詳細については、「データ ソースとしてレポート モデルを使用する方法」を参照してください。

注意

レポート デザイナーでレポートに要素を追加しても、その要素はレポート ビルダー 1.0 でサポートされません。レポート ビルダー 1.0 では、定義済みのテンプレートと、限られたデザイン要素が使用されます。レポート ビルダー 1.0 で作成したレポートを編集した後、引き続きレポート ビルダー 1.0 を使用する場合、レポート デザイナーで作成できるレポート要素の中には、レポート ビルダー 1.0 でサポートされないものがあることに注意してください。

レポート モデルの詳細については、「レポート モデルのデザインと実装」を参照してください。アド ホック レポートの詳細については、msdn.microsoft.com の「レポート ビルダー 1.0 を使用したレポートのデザインと実装」を参照してください。レポート作成機能の詳細については、「レポート作成環境の比較」を参照してください。

関連項目

タスク

データセットを作成する方法 (Reporting Services)

その他の技術情報

レポート データ ソースの作成