開発者ガイド (データベース エンジン)

SQL Server には、データベース アプリケーションの開発、管理、および制御のための豊富なツールが用意されています。

このセクションの内容

  • CLR (共通言語ランタイム) 統合のプログラミング概念
    SQL Server での .NET Framework for Microsoft Windows の CLR (共通言語ランタイム) コンポーネントの統合について説明します。つまり、Microsoft Visual Basic .NET や Microsoft Visual C# などの .NET Framework 言語を使用して、ストアド プロシージャ、トリガ、ユーザー定義型、ユーザー定義関数、ユーザー定義集計、およびストリーミング テーブル値関数を記述できます。

  • ネイティブ XML Web サービスの概念
    データベース エンジンから HTTP (Hypertext Transfer Protocol)、SOAP、および WSDL (Web サービス記述言語) を使用して提供される、ネイティブ XML Web サービスについて説明します。

  • SQL Server 2008 Native Client プログラミング
    SQL Server Native Client を使用することで、MARS (複数のアクティブな結果セット)、UDT (ユーザー定義データ型)、クエリ通知、スナップショット分離、XML データ型のサポートなど、SQL Server の新機能を利用して既存のアプリケーションを強化したり、新しいアプリケーションを作成したりする方法について説明します。

  • SQLXML 4.0 のプログラミング概念
    SQLXML 3.0 と同じ機能に加えて、SQL Server 2005 で導入された xml データ型などの新機能に対応するための更新を提供する SQLXML の最新バージョンについて説明します。

  • 構成管理用の WMI プロバイダの概念
    Microsoft 管理コンソール (MMC) および MicrosoftSQL Server 構成マネージャ用の SQL Server 構成マネージャ スナップインと共に使用される、パブリッシュされたレイヤについて説明します。これにより、SQL Server 構成マネージャから要求されたレジストリ操作を処理する API 呼び出しは、統一されたインターフェイスで操作できます。また、選択された SQL Server サービスに対して高度な制御および操作を行えます。

  • WMI Provider for Server Events の概念
    WMI (Windows Management Instrumentation) を使用して SQL Server のインスタンスのイベントを監視する方法について説明します。

  • SQL Server 管理オブジェクト (SMO)
    SQL Server の管理に必要なあらゆる機能をプログラミングできるように設計されたオブジェクトの集まりである、SQL Server 管理オブジェクト (SMO) について説明します。

  • SQL 分散管理オブジェクト (SQL-DMO)
    SQL Server の管理に必要なあらゆる機能をプログラミングできるように設計された COM オブジェクトの集まりである、SQL Server データベース管理オブジェクト (SQL-DMO) について説明します。

    この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。 新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。

  • データベース エンジン拡張ストアド プロシージャ プログラミング
    拡張ストアド プロシージャを使用して、C などのプログラミング言語でユーザー独自の外部ルーチンを作成する方法について説明します。

  • データ コレクタのプログラミング
    Data Collector オブジェクト モデルについて説明します。

  • 例外メッセージ ボックスのプログラミング
    アプリケーションに例外メッセージ ボックス プログラム インターフェイスを使用して、メッセージ エクスペリエンスを高い柔軟性で制御し、ユーザーが後で参照できるようにエラー メッセージを保存したり、メッセージのヘルプを表示したりできるようにする方法を説明します。