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SQL Server データの Excel へのエクスポート (SQL Server ビデオ)

適用対象 : Microsoft SQL Server Integration Services

作成者 : カルラ サボータ、Microsoft Corporation

再生時間 : 00:07:60

サイズ : 7.73 MB

種類 : WMV ファイル

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関連ヘルプ トピック :

SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを使用したデータのインポートとエクスポート

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ビデオの概要

このビデオでは、SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを使用して、SQL Server データベースから Microsoft Excel ワークシートにデータをエクスポートするためのパッケージを作成する方法を説明します。

ビデオの内容

こんにちは。カルラ サボータです。Microsoft SQL Server Integration Services 製品のドキュメント作成を担当しています。

このビデオでは、SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを使用して、SQL Server データベースから Microsoft Excel ワークシートにデータをエクスポートするためのパッケージを作成する方法を説明します。学習するのは、SQL Server データベースのデータを Excel ワークシートにエクスポートする方法です。この作業には、SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを使用します。SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードでは、ソースのデータを変換先にコピーするための Integration Services パッケージを最も簡単に作成できます。

このウィザードは、[スタート] メニュー、SQL Server Management Studio、Business Intelligence Development Studio、またはコマンド プロンプトから起動できます。

このデモでは、Business Intelligence Development Studio からウィザードを開始します。

最初の手順では、コピーするデータのソースを選択して構成します。この作業は、ウィザードの [データ ソースの選択] ページで行います。

このデモでは、SQL Server データ ソースを選択して、次の内容を指定します。

  • 最初に、データ ソースのデータ プロバイダを指定します。選択できるのは、SQL Server Native Client、.NET Framework Data Provider for SQL Server、Microsoft OLE DB Provider for SQL Server などです。ここでは、SQL Server Native Client プロバイダを選択します。
  • 次に、データベースのあるサーバーの名前を指定する必要があります。今回は、ローカル サーバーを選択します。
  • そして最後に、データが格納されているデータベースを選択する必要があります。ここでは、AdventureWorks データベースを選択します。

次の手順では、コピーするデータの変換先を選択して構成します。この作業は、ウィザードの [変換先の選択] ページで行います。

このデモでは、Microsoft Excel 変換先を選択して、次の内容を指定します。

  • 最初に、データを格納する既存のブックのパスとファイル名を指定します。では、既存のブックを参照してみましょう。
  • 次に、そのブックで使用されている Excel のバージョンを選択する必要があります。ここでは、Microsoft Excel 97 バージョンを選択します。

次に、ウィザードの [テーブルのコピーまたはクエリの指定] ページで、データのコピー方法を指定する必要があります。

このデモでは、クエリを記述して、どのテーブルのどのテーブル列からデータをコピーするかを指定します。

では、Production.Product テーブルの Name、Color、ProductNumber、SellStartDate の各列からデータを返すクエリを作成してみましょう。

[解析] ボタンをクリックすると、SQL ステートメントの構文をチェックできます。画面に示されているように、このステートメントの構文は有効です。

ウィザードの [コピー元のテーブルおよびビューを選択] ページには、選択したデータ ソースとデータ変換先が一覧表示されます。

このデモでは、先ほど入力した SQL ステートメントがデータ ソースになり、選択した SQL Server データベース内のテーブルにある列からデータが返されます。 データ変換先は、先ほど選択した Excel ブックに含まれているワークシートを表しています。

変換先の名前は変更できるので、今回はブック内のワークシートの名前を変更します。変更後のワークシートの名前を「ProductTable」にします。

ここでは、ソースの列がどのように変換先の列にマッピングされているのかを確認して、列のメタデータを変更することができます。そのためには、[マッピングの編集] をクリックします。

Name、Color、ProductNumber の各列で、データ型を VarChar に変更します。このように、列の長さは、列のデータに適合するように変更できます。

SellStartDate 列のデータ型が DateTime になっていることに注意してください。これは、Production.Product テーブルの SellStartDate 列に、日付と時刻のデータが格納されていることを意味します。[OK] をクリックして設定を保存し、さらに、[次へ] をクリックします。

最後に、[ウィザードの完了] ページで、選択したオプションを確認します。

このウィザード セッションに関していずれかのオプションを変更するには、[戻る] をクリックして前のウィザード ページに戻ります。ここでは、[完了] をクリックしてウィザードを終了します。

SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードで作成したパッケージは、ソリューション エクスプローラの SSIS パッケージ ノードに表示されます。パッケージの名前は "Package1.dtsx" です。

次に、SQL Server データベース テーブルから Excel ワークシートにエクスポートされたデータを表示できるように、データ ビューアを追加します。

これで、パッケージを実行する準備が整いました。

ご覧のように、Production.Product テーブルの Name、Color、ProductNumber、SellStartDate の各列から、データが Excel ワークシートにエクスポートされています。Excel 変換先は Excel 接続マネージャを使用して、このワークシートが含まれている Excel ブックに接続しています。

このパッケージでは、Excel 接続マネージャの名前は DestinationConnectionExcel です。ここでブックを開くと、"ProductTable" という名前のワークシートが追加されています。このワークシートには、Production.Product テーブルのデータが格納されています。Name、Color、ProductNumber、SellStartDate という列があります。

この SellStartDate 列には、Production.Product テーブルにあった日付/時刻データではなく、日付データのみが格納されています。これは、Excel ドライバによって日付/時刻列が日付列として解釈されたためです。

このビデオでは、SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを使用して、SQL Server データベースから Microsoft Excel ワークシートにデータをエクスポートするためのパッケージを作成する方法を説明しました。

ご覧くださいましてありがとうございました。このビデオが皆様のお役に立ちましたら幸いです。Web サイトには Microsoft SQL Server に関する他のビデオもありますので、併せてご覧ください。