次の方法で共有


数値と日付の書式設定 (レポート ビルダ 2.0)

データ領域の数値と日付の書式を設定するには、対応するデータ領域の [プロパティ] ダイアログ ボックスの [数値] ページを使用します。

テキスト ボックスのレポート アイテム内の書式文字列を指定するには、書式を設定するアイテムを選択して右クリックし、[テキスト ボックスのプロパティ] を選択して、[数値] をクリックします。この方法は、テーブル データ領域またはマトリックス データ領域のセルが個々のテキスト ボックスであるため、Tablix データ領域の個々のセルの書式を設定する際にも使用できます。

グラフ データ領域を使用すると、通常、カテゴリ軸 (x 軸) は日付を示し、値軸 (y 軸) は値を示します。グラフの書式を指定するには、軸を右クリックし、[軸のプロパティ] を選択します。値軸では、数値の書式しか指定できません。詳細については、「グラフの軸ラベルの書式設定 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

ゲージのデータ領域で書式を指定するには、ゲージのスケールを右クリックし、[放射状のスケールのプロパティ] または [線形スケールのプロパティ] を選択します。

数値および日付の書式設定に関する注意点

レポートの数値および日付の書式を設定する前に、次のことを考慮してください。

  • 既定では、数値の書式はクライアント コンピュータのカルチャ設定を反映して設定されます。数値の表示方法を指定するために書式設定の文字列を使用すると、レポートを参照するユーザーの地域に関係なく、一貫した書式を指定できます。

  • [数値] ページで指定された書式は、.NET Framework 標準の数値書式設定文字列のサブセットです。ダイアログ ボックスに表示されないカスタム書式を使用して数値や日付の書式を設定するには、数値または日付の .NET Framework 書式設定文字列を使用します。カスタム書式設定文字列の詳細については、MSDN のトピック「型の書式設定」を参照してください。

  • カスタム書式設定文字列が指定されている場合、既定のカルチャ固有の設定よりも優先度が高くなります。たとえば、カスタム書式設定文字列 "#,###" を設定して、数値 1234 を 1,234 と表すとします。これは、米国のユーザーとヨーロッパのユーザーで意味が異なる場合があります。カスタム書式設定を指定する前に、レポートを参照する異なるカルチャのユーザーに対して選択した書式設定がどのような影響を与えるか考慮するようにしてください。

  • 指定した書式設定文字列が正しくない場合、書式設定されたテキストは、書式設定を上書きするリテラル文字列として解釈されます。

  • 同じテキスト ボックスで数字と文字が混在するテキストの書式を設定する場合、プレースホルダを使用して、テキストの数値以外の部分とは別に数値の書式を設定します。詳細については、「テキストの書式設定と HTML のインポート (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。テキスト ボックスで Format プロパティについて指定された書式設定文字列が正しくない場合、書式設定文字列は無視されます。グラフまたはゲージで Format プロパティについて指定された書式設定文字列が正しくない場合、指定した書式設定文字列は文字列として解釈され、書式設定は適用されません。