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レポート ページでの Tablix データ領域の表示の制御 (レポート ビルダ 2.0)

このトピックでは、レポートに表示したときの Tablix データ領域の表示方法を変更するための Tablix データ領域のプロパティについて説明します。

データの外観の制御

次の機能を使用して、Tablix データ領域の外観を制御できます。

ページ上の Tablix データ領域の位置および拡張の制御

次の機能を使用して、表示されたレポートにおける Tablix データ領域の表示方法を制御できます。

  • **その他のレポート アイテムに対する Tablix データ領域の位置を制御する。**Tablix データ領域は、レポート デザイン画面上のその他のレポート アイテムの上、横、または下に配置できます。実行時に、Tablix データ領域は、リンクされたデータセット用に取得されたデータに応じて Reporting Services によって拡張され、必要に応じてピア レポート アイテムが移動します。Tablix を別のレポート アイテムの横に固定するには、レポート アイテムをピアとして設定して、それらの相対的位置を調整する必要があります。詳細については、「レンダリングの動作について (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

  • **拡張方向を変更する。**Tablix データ領域がページの左から右 (LTR) に拡張するのか、右から左 (RTL) に拡張するのかを制御するには、[プロパティ] ウィンドウからアクセスできる Direction プロパティを使用します。詳細については、「データ領域の表示 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

ページ上の Tablix データ領域の表示方法の制御

次の方法で、レポートにおける Tablix データ領域の表示方法を制御できます。

  • **ページングを制御する。**各レポート ページに表示されるデータの量を制御するには、データ領域で改ページを設定します。改ページは、グループに対しても設定できます。改ページを設定すると、各ページ上で処理する必要のあるデータの量が少なくなり、オンデマンド表示パフォーマンスに影響を与える場合があります。詳細については、「Reporting Services の改ページについて (レポート ビルダ 2.0)」および「改ページを追加する方法 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

  • **行ヘッダーの右側または左側にデータを表示する。**行ヘッダーは Tablix データ領域の横以外にも表示できます。行ヘッダーを列の間に移動して、データ列を行ヘッダーの前に表示することもできます。それには、マトリックスの GroupsBeforeRowHeaders プロパティを変更します。このプロパティは、[プロパティ] ウィンドウからアクセスできます。このプロパティの値には、整数値を使用します。たとえば、この値に 2 を指定すると、行ヘッダーを含む列の前にデータ領域列データの 2 つのグループ インスタンスが表示されます。

Tablix の行グループおよび列グループの表示方法の制御

Tablix データ領域のグループの表示を制御する方法は、グループ構造によって異なります。Tablix データ領域には、次の図に示すように 4 つの領域を含めることができます。

Tablix データ領域部分

行グループ領域と列グループ領域にはグループ ヘッダーがあります。Tablix データ領域にグループ ヘッダーがある場合、[全般] ([Tablix のプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダ 2.0) のプロパティを設定することにより、行と列の繰り返し方法を制御します。

Tablix データ領域に Tablix 本体領域しかない場合、グループ ヘッダーはありません。静的および動的な Tablix メンバだけになります。静的メンバは、Tablix の行グループまたは列グループに対して 1 回表示されます。動的メンバは、一意のグループ値ごとに 1 回表示されます。たとえば、販売注文を表示する Tablix データ領域の場合、販売注文の列名は静的行メンバで表示できます。販売注文の各行は、動的行メンバで表示されます。

Tablix メンバの表示方法は、プロパティ ペインでプロパティを設定することによって制御できます。詳細については、「グループ化ペイン (レポート ビルダ 2.0)」の「詳細設定モード」を参照してください。

次の方法で、レポートにおける Tablix データ領域の表示方法を制御できます。

別の形式にレポートをエクスポートすることが、ページ上の Tablix データ領域の表示に与える影響の詳細については、「レンダリングの動作について (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。