コマンド プロンプトから SQL Server 2008 をインストールする方法

SQL Server のセットアップを実行する前に、「SQL Server のインストール計画」を参照してください。

SQL Server の新しいインスタンスをコマンド プロンプトでインストールすると、インストールする機能とその機能の構成を指定できます。また、セットアップのユーザー インターフェイスに、サイレント モード、基本的な対話方式、または完全な対話方式を指定できます。

注意注意

コマンド プロンプトを使用してインストールする場合、SQL Server では、/Q パラメータを使用した非表示出力モード、または /QS パラメータを使用した簡易非表示出力モードがサポートされます。/QS スイッチでは、進捗状況のみが表示され、入力はできません。また、該当する場合でもエラー メッセージは表示されません。/QS パラメータは、/Action=install を指定した場合にのみサポートされます。

コマンド プロンプトによるインストールは、次のシナリオで使用されます。

  • コマンド プロンプトから構文とパラメータを指定して、ローカル コンピュータ上で SQL Server 2008 のインスタンスと共有コンポーネントのインストール、アップグレード、または削除を行う場合。

  • フェールオーバー クラスタ インスタンスのインストール、アップグレード、または削除を行う場合。

  • SQL Server 2008 のあるエディションから SQL Server 2008 の別のエディションにアップグレードする場合。

  • 構成ファイルに指定された構文とパラメータを使用して、ローカル コンピュータに SQL Server 2008 のインスタンスをインストールする場合。この方法を使用すると、インストール構成を複数のコンピュータにコピーしたり、フェールオーバー クラスタのインストールで複数のノードをインストールしたりすることができます。

コマンド プロンプトから SQL Server をインストールする場合は、インストールのセットアップ パラメータを、インストール構文の一部としてコマンド プロンプトで指定します。

注意注意

ローカル インストールの場合は、管理者としてセットアップを実行する必要があります。SQL Server をリモート共有からインストールする場合は、そのリモート共有に対する読み取り権限と実行権限を持つドメイン アカウントを使用する必要があります。フェールオーバー クラスタのインストールの場合は、サービスとしてログインする権限、およびすべてのフェールオーバー クラスタ ノード上のオペレーティング システムの一部として動作する権限を持つローカル管理者である必要があります。

セットアップ パラメータの適切な使用法

正しい構文でインストール コマンドを作成するには、次のガイドラインに従ってください。

  • /PARAMETER

  • /PARAMETER=真/偽

  • /PARAMETER=1/0 (Boolean 型用)

  • /PARAMETER="値" (すべての単一値パラメータ用)。値にスペースを挿入する場合は、二重引用符が必要です。そうでない場合も、二重引用符の使用をお勧めします。

    注意注意

    このパラメータの値である /PID を二重引用符で囲む必要があります。

  • /PARAMETER="値 1" "値 2" "値 3" (すべての複数値パラメータ用)。値にスペースを挿入する場合は、二重引用符が必要です。そうでない場合も、二重引用符の使用をお勧めします。

例外 :

  • /FEATURES は複数値パラメータです。書式は /FEATURES=AS,RS,IS で、スペースのないコンマ区切りの形式です。

エスケープ文字の使用方法に注意してください。

  • /INSTANCEDIR=c:\PathName はサポートされています。

  • /INSTANCEDIR=c:\PathName\ はサポートされています。

  • /INSTANCEDIR="c:\PathName\\" はサポートされています。

  • /INSTANCEDIR="c:\PathName\" はサポートされていません。

SQL Server 2008 のパラメータ

次の各セクションでは、シナリオをインストール、更新、および修復するコマンド ライン インストール スクリプトを作成するパラメータについて説明します。

SQL Server コンポーネント用として挙げられているパラメータは、そのコンポーネント専用です。SQL Server エージェント パラメータおよび SQL Server ブラウザ パラメータは、SQL Server データベース エンジンをインストールする場合に適用されます。

  • インストール パラメータ

  • アップグレード パラメータ

  • 修復パラメータ

  • 再構築システム データベース パラメータ

  • アンインストール パラメータ

  • フェールオーバー クラスタ パラメータ

  • SQL Server の以前のバージョンのパラメータ

  • サービス アカウント パラメータ

  • 機能パラメータ

インストール パラメータ

次の表に示すパラメータは、インストール用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • Install

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

インストールするコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

インストール パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDDIR

オプション

共有コンポーネント (64 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDWOWDIR

オプション

共有コンポーネント (32 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。64 ビット システムのみでサポートされます。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

インスタンス専用のコンポーネントの既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

オプション

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。このパラメータを指定しない場合、SQL Server 2008 Enterprise Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示出力モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server エージェント サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値 :

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

Analysis Services

/ASBACKUPDIR

オプション

Analysis Services バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

Analysis Services

/ASCOLLATION

オプション

Analysis Services の照合順序の設定を指定します。

既定値 :

  • Latin1_General_CI_AS

Analysis Services

/ASCONFIGDIR

オプション

Analysis Services 構成ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

Analysis Services

/ASDATADIR

オプション

Analysis Services データ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

Analysis Services

/ASLOGDIR

オプション

Analysis Services ログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

Analysis Services

/ASSVCACCOUNT

必須

Analysis Services サービスのアカウントを指定します。

Analysis Services

/ASSVCPASSWORD

必須

Analysis Services サービスのパスワードを指定します。

Analysis Services

/ASSVCSTARTUPTYPE

オプション

Analysis Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値 :

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

Analysis Services

/ASSYSADMINACCOUNTS

必須

Analysis Services の管理者資格情報を指定します。

Analysis Services

/ASTEMPDIR

オプション

Analysis Services 一時ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

Analysis Services

/ASPROVIDERMSOLAP

オプション

MSOLAP プロバイダをインプロセスで実行できるかどうかを指定します。

既定値 :

  • 1 = 有効

SQL Server Browser

/BROWSERSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server Browser サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値 :

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server データベース エンジン

/ENABLERANU

オプション

SQL Server Express のインストールの実行アカウント資格情報を有効にします。

SQL Server データベース エンジン

/INSTALLSQLDATADIR

オプション

SQL Server データ ファイルのデータ ディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

/SECURITYMODE=SQL の場合は必須。

SQL Server sa アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SECURITYMODE

オプション

SQL Server のセキュリティ モードを指定します。

このパラメータを指定しない場合、Windows 限定の認証モードがサポートされます。

サポートされる値 :

  • SQL

SQL Server データベース エンジン

/SQLBACKUPDIR

オプション

バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Backup

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

オプション

SQL Server の照合順序の設定を指定します。

既定値 :

  • SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値 :

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバになるためにログインを準備するには、このパラメータを使用します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBDIR

オプション

tempdb のデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBLOGDIR

オプション

tempdb のログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBDIR

オプション

ユーザー データベースのデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBLOGDIR

オプション

ユーザー データベースのログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/USESYSDB

オプション

このインストールに使用する SQL Server システム データベースの場所を指定します。

指定パスには "\Data" サフィックスを入れないでください。

FILESTREAM

/FILESTREAMLEVEL

オプション

FILESTREAM 機能のアクセス レベルを指定します。

サポートされる値 :

  • 0 = [このインスタンスに対する FILESTREAM サポートを無効にする] (既定値)

  • 1 = [Transact-SQL アクセスに対して FILESTREAM を有効にする]

  • 2 = [Transact-SQL アクセスおよびファイル I/O ストリーム アクセスに対して FILESTREAM を有効にする] (クラスタ シナリオに対しては無効です)

  • 3 = [リモート クライアントに FILESTREAM データへのストリーム アクセスを許可する]

FILESTREAM

/FILESTREAMSHARENAME

オプション

FILESTREAMLEVEL が 1 より大きい場合は必須。

FILESTREAM データを格納する Windows 共有の名前を指定します。

SQL Server フルテキスト

/FTSVCACCOUNT

オプション

フルテキスト フィルタ ランチャー サービスのアカウントを指定します。

このパラメータは Windows Server 2008 および Windows Vista オペレーティング システムでは無視されます。ServiceSID は、SQL Server とフルテキスト フィルタ デーモン間の通信を確立するのに使用されます。この値を指定しない場合、フルテキスト フィルタ ランチャー サービスが無効になります。サービス アカウントを変更し、フルテキスト機能を有効にするには、SQL Server コントロール マネージャを使用する必要があります。

既定値 :

  • ローカル サービス アカウント

SQL Server フルテキスト

/FTSVCPASSWORD

オプション

フルテキスト フィルタ ランチャー サービスのパスワードを指定します。

このパラメータは Windows Server 2008 および Windows Vista オペレーティング システムでは無視されます。

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値 :

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

SQL Server ネットワーク構成

/NPENABLED

オプション

SQL Server サービスの名前付きパイプ プロトコルの状態を指定します。

サポートされる値 :

  • 0 = [名前付きパイプ プロトコルを無効にする]

  • 1 = [名前付きパイプ プロトコルを有効にする]

SQL Server ネットワーク構成

/TCPENABLED

オプション

SQL Server サービスの TCP プロトコルの状態を指定します。

サポートされる値 :

  • 0 = [TCP プロトコルを無効にする]

  • 1 = [TCP プロトコルを有効にする]

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

オプション

Reporting Services のインストール モードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

必須

Reporting Services の開始アカウントを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCStartupType

オプション

Reporting Services のスタートアップ モードを指定します。

サンプル構文 :

SQL Server データベース エンジン、レプリケーション、フルテキスト検索の各コンポーネントが配置された新しいスタンドアロン インスタンスをインストールするには

Setup.exe /q /ACTION=Install /FEATURES=SQL /INSTANCENAME=MSSQLSERVER /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="<StrongPassword>" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>" /AGTSVCACCOUNT="NT AUTHORITY\Network Service"

アップグレード パラメータ

次の表に示すパラメータは、アップグレード用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • Upgrade

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ INSTANCEDIR

オプション

共有コンポーネントの既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

SQL Server 2008 からアップグレードする場合は必須。

SQL Server 2000 および SQL Server 2005 からアップグレードする場合は省略できます。

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。このパラメータを指定しない場合、SQL Server 2008 Enterprise Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示出力モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server Browser サービス

/BROWSERSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server Browser サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値 :

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server フルテキスト

/FTUPGRADEOPTION

オプション

フルテキスト カタログのアップグレード オプションを指定します。

サポートされる値 :

  • REBUILD

  • RESET

  • IMPORT

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値 :

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

Reporting Services

/RSUPGRADEDATABASEACCOUNT

オプション

Reporting Services

/RSUPGRADEPASSWORD

オプション

サンプル構文 :

既存のインスタンスまたはフェールオーバー クラスタ ノードを SQL Server 2000 または SQL Server 2005 からアップグレードするには

Setup.exe /q /ACTION=upgrade /INSTANCENAME=MSSQLSERVER /RSUPGRADEDATABASEACCOUNT="<Provide a SQL Server logon account that can connect to the report server during upgrade>" /RSUPGRADEPASSWORD="<Provide a password for the report server upgrade account>" /ISSVCAccount="NT Authority\Network Service"

SQL Server 2008 の既存のインスタンスを SQL Server 2008 の別のエディションにアップグレードするには

Setup.exe /q /ACTION=editionupgrade /INSTANCENAME=MSSQLSERVER /PID=<PID key for new edition>"

修復パラメータ

次の表に示すパラメータは、修復用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

修復ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • Repair

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

修復するコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示出力モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

サンプル構文 :

インスタンスと共有コンポーネントを修復します。

Setup.exe /q /ACTION=Repair /INSTANCENAME=<instancename>

再構築システム データベース パラメータ

次の表に示すパラメータは、master、model、msdb、および tempdb の各システム データベースを再構築するコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。詳細については、「システム データベースの再構築」を参照してください。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

再構築データベース ワークフローを示すのに必要です。

サポートされる値 :

  • Rebuilddatabase

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

オプション

新しいサーバー レベルの照合順序を指定します。

既定値 :

  • SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

インスタンスのインストール中に /SECURITYMODE=SQL が指定された場合は必須。

SQL SA アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバになるためにログインを準備するには、このパラメータを使用します。

アンインストール パラメータ

次の表に示すパラメータは、アンインストール用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

アンインストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • Uninstall

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

アンインストールするコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

サンプル構文 :

既存の SQL Server インスタンスをアンインストールするには

Setup.exe /Action=Uninstall /FEATURES=SQL,AS,RS,IS,Tools /INSTANCENAME=MSSQLSERVER

   名前付きインスタンスを削除する場合は、このトピックで前に述べた例の "MSSQLSERVER" の代わりにインスタンス名を指定します。

フェールオーバー クラスタ パラメータ

SQL Server フェールオーバー クラスタ インスタンスをインストールする前に、次のトピックを確認してください。

次のフェールオーバー クラスタのインストール スクリプトをテストし、必要に応じて変更してください。

フェールオーバー クラスタの統合インストール パラメータ

次の表に示すパラメータは、フェールオーバー クラスタのインストール用コマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

統合インストールの詳細については、「SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタリングの概要」を参照してください。

注意注意

インストール後にノードを追加するには、[ノードの追加] 操作を使用します。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

詳細

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

フェールオーバー クラスタ インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • InstallFailoverCluster

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERGROUP

オプション

SQL Server フェールオーバー クラスタに使用されるリソース グループの名前を指定します。名前は、既存のクラスタ グループの名前、新規のリソース グループの名前のいずれかになります。

既定値 :

SQLServer(<InstanceName>)

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

インストールするコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDDIR

オプション

共有コンポーネント (64 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDWOWDIR

オプション

共有コンポーネント (32 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。64 ビット システムのみでサポートされます。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

インスタンス専用のコンポーネントの既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

オプション

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。このパラメータを指定しない場合、SQL Server 2008 Enterprise Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示出力モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERDISKS

必須

SQL Server フェールオーバー クラスタ リソース グループに含まれる共有ディスクの一覧を指定します。

既定値 :

最初のドライブは、すべてのデータベースに対して既定のドライブとして使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES

必須

SQL Server フェールオーバー クラスタの IP アドレスの一覧を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME

必須

新しい SQL Server フェールオーバー クラスタのネットワーク名を指定します。このネットワーク名は、ネットワーク上で新しい SQL Server フェールオーバー クラスタ インスタンスを識別するために使用されます。

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTDOMAINGROUP

必須1

SQL Server エージェント サービスのグローバルまたはローカルのセキュリティ ドメイン グループを指定します。すべてのリソースの権限は、サービス アカウントがメンバとして含まれるドメイン レベルのセキュリティ グループによって制御されます。

Analysis Services

/ASBACKUPDIR

オプション

Analysis Services バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

Analysis Services

/ASCOLLATION

オプション

Analysis Services の照合順序の設定を指定します。

既定値 :

  • Latin1_General_CI_AS

Analysis Services

/ASCONFIGDIR

オプション

Analysis Services 構成ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

Analysis Services

/ASDATADIR

オプション

Analysis Services データ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

Analysis Services

/ASLOGDIR

オプション

Analysis Services ログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

Analysis Services

/ASSYSADMINACCOUNTS

必須

Analysis Services の管理者資格情報を指定します。

Analysis Services

/ASTEMPDIR

オプション

Analysis Services 一時ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

Analysis Services

/ASPROVIDERMSOLAP

オプション

MSOLAP プロバイダをインプロセスで実行できるかどうかを指定します。

既定値 :

  • 1 = 有効

Analysis Services

/ASDOMAINGROUP

必須1

Analysis Services のサービスのグローバルまたはローカルのセキュリティ ドメイン グループを指定します。すべてのリソースの権限は、サービス アカウントがメンバとして含まれるドメイン レベルのセキュリティ グループによって制御されます。

SQL Server データベース エンジン

/INSTALLSQLDATADIR

使用可能な共有ディスクがない場合のみ必須。

SQL Server データ ファイルのデータ ディレクトリを指定します。

INSTALLDATADIR が指定されておらず、共有ディスクが使用可能な場合、使用可能な最初の共有ディスクがデータ ディレクトリとして設定されます。

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

/SECURITYMODE=SQL の場合は必須。

SQL Server sa アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SECURITYMODE

オプション

SQL Server のセキュリティ モードを指定します。

このパラメータを指定しない場合、Windows 限定の認証モードがサポートされます。

サポートされる値 :

  • SQL

SQL Server データベース エンジン

/SQLBACKUPDIR

オプション

バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Backup

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

オプション

SQL Server の照合順序の設定を指定します。

既定値 :

  • SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバになるためにログインを準備するには、このパラメータを使用します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBDIR

オプション

tempdb のデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBLOGDIR

オプション

tempdb のログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBDIR

オプション

ユーザー データベースのデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBLOGDIR

オプション

ユーザー データベースのログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/USESYSDB

オプション

このインストールに使用する SQL Server システム データベースの場所を指定します。

指定パスには "\Data" サフィックスを入れないでください。

SQL Server データベース エンジン

/SQLDOMAINGROUP

必須1

SQL Server データベース エンジン サービスのグローバルまたはローカルのセキュリティ ドメイン グループを指定します。すべてのリソースの権限は、サービス アカウントがメンバとして含まれるドメイン レベルのセキュリティ グループによって制御されます。

FILESTREAM

/FILESTREAMLEVEL

オプション

FILESTREAM 機能のアクセス レベルを指定します。

サポートされる値 :

  • 0 = [このインスタンスに対する FILESTREAM サポートを無効にする] (既定値)

  • 1 = [Transact-SQL アクセスに対して FILESTREAM を有効にする]

  • 2 = [Transact-SQL アクセスおよびファイル I/O ストリーム アクセスに対して FILESTREAM を有効にする] (クラスタ シナリオに対しては無効です)

  • 3 = [リモート クライアントに FILESTREAM データへのストリーム アクセスを許可する]

FILESTREAM

/FILESTREAMSHARENAME

オプション

FILESTREAMLEVEL が 1 より大きい場合は必須

FILESTREAM データを格納する Windows 共有の名前を指定します。

SQL Server フルテキスト

/FTSVCACCOUNT

オプション

フルテキスト フィルタ ランチャー サービスのアカウントを指定します。

このパラメータは Windows Server 2008 および Windows Vista オペレーティング システムでは無視されます。ServiceSID は、SQL Server とフルテキスト フィルタ デーモン間の通信を確立するのに使用されます。

この値を指定しない場合、フルテキスト フィルタ ランチャー サービスが無効になります。サービス アカウントを変更し、フルテキスト機能を有効にするには、SQL Server コントロール マネージャを使用する必要があります。

既定値 :

  • ローカル サービス アカウント

SQL Server フルテキスト

/FTSVCPASSWORD

オプション

フルテキスト フィルタ ランチャー サービスのパスワードを指定します。

このパラメータは Windows Server 2008 および Windows Vista オペレーティング システムでは無視されます。

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値 :

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

オプション

Reporting Services のインストール モードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

必須

Reporting Services の開始アカウントを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCStartupType

オプション

Reporting Services のスタートアップ モードを指定します。

1 : このパラメータは Windows Server 2003 および SQL Server 2000 フェールオーバー クラスタから SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタまでのインプレース アップグレードで必須です。Windows Server 2008 のインストールでは省略可能です。

追加情報 :

新規のインストールには、Windows Server 2008 のドメイン グループを使用しないでください。Windows Server 2008 の ServiceSID を使用することをお勧めします。

クラスタ対応のコンポーネントは、データベース エンジンと Analysis Services だけです。他の機能はクラスタに対応していないので、フェールオーバーに対する可用性があまり高くありません。

サンプル構文 :

データベース エンジンおよび Analysis Services が配置された単一ノードの SQL Server フェールオーバー クラスタ インスタンスを既定のインスタンスとしてインストールするには

setup.exe /q /ACTION=InstallFailoverCluster /InstanceName=MSSQLSERVER /INDICATEPROGRESS /ASSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>" /ASDATADIR=<Drive>:\OLAP\Data /ASLOGDIR=<Drive>:\OLAP\Log /ASBACKUPDIR=<Drive>:\OLAP\Backup /ASCONFIGDIR=<Drive>:\OLAP\Config /ASTEMPDIR=<Drive>:\OLAP\Temp /FAILOVERCLUSTERDISKS="<Cluster Disk Resource Name - for example, 'Disk S:'" /FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME="<Insert Network Name>" /FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES="IPv4;xx.xxx.xx.xx;Local Area Connection;xxx.xxx.xxx.x" /FAILOVERCLUSTERGROUP="MSSQLSERVER" /Features=AS,SQL /ASSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /ASSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /ASDOMAINGROUP="<DomainName\DomainGroup>" /AGTSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /AGTSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /SQLDOMAINGROUP="<DomainName\DomainGroup>" /INSTALLSQLDATADIR="<Drive>:\<Path>\MSSQLSERVER" /SQLCOLLATION="SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS" /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>

フェールオーバー クラスタの準備パラメータ

次の表に示すパラメータは、フェールオーバー クラスタを準備するコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。ここでは、フェールオーバー クラスタのすべてのノードにフェールオーバー クラスタ インスタンスを準備するのに必要な、クラスタの高度なインストールの最初の手順がわかります。詳細については、「SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタリングの概要」を参照してください。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

フェールオーバー クラスタの準備に関するワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • PrepareFailoverCluster

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

インストールするコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDDIR

オプション

共有コンポーネント (64 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDWOWDIR

オプション

共有コンポーネント (32 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。64 ビット システムのみでサポートされます。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

インスタンス専用のコンポーネントの既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

オプション

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。このパラメータを指定しない場合、SQL Server 2008 Enterprise Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示出力モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTDOMAINGROUP

必須1

SQL Server エージェント サービスのグローバルまたはローカルのセキュリティ ドメイン グループを指定します。すべてのリソースの権限は、サービス アカウントがメンバとして含まれるドメイン レベルのセキュリティ グループによって制御されます。

Analysis Services

/ASSVCACCOUNT

必須

Analysis Services サービスのアカウントを指定します。

Analysis Services

/ASSVCPASSWORD

必須

Analysis Services サービスのパスワードを指定します。

Analysis Services

/ASDOMAINGROUP

必須1

Analysis Services サービスのグローバルまたはローカルのセキュリティ ドメイン グループを指定します。すべてのリソースの権限は、サービス アカウントがメンバとして含まれるドメイン レベルのセキュリティ グループによって制御されます。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLDOMAINGROUP

必須1

SQL Server データベース エンジン サービスのグローバルまたはローカルのセキュリティ ドメイン グループを指定します。すべてのリソースの権限は、サービス アカウントがメンバとして含まれるドメイン レベルのセキュリティ グループによって制御されます。

FILESTREAM

/FILESTREAMLEVEL

オプション

FILESTREAM 機能のアクセス レベルを指定します。

サポートされる値 :

  • 0 = [このインスタンスに対する FILESTREAM サポートを無効にする] (既定値)

  • 1 = [Transact-SQL アクセスに対して FILESTREAM を有効にする]

  •  2 = [Transact-SQL アクセスおよびファイル I/O ストリーム アクセスに対して FILESTREAM を有効にする] (クラスタ シナリオに対しては無効です)

  • 3 = [リモート クライアントに FILESTREAM データへのストリーム アクセスを許可する]

FILESTREAM

/FILESTREAMSHARENAME

オプション

FILESTREAMLEVEL が 1 より大きい場合は必須

FILESTREAM データを格納する Windows 共有の名前を指定します。

SQL Server フルテキスト

/FTSVCACCOUNT

オプション

フルテキスト フィルタ ランチャー サービスのアカウントを指定します。

このパラメータは Windows Server 2008 および Windows Vista オペレーティング システムでは無視されます。ServiceSID は、SQL Server とフルテキスト フィルタ デーモン間の通信を確立するのに使用されます。

この値を指定しない場合、フルテキスト フィルタ ランチャー サービスが無効になります。サービス アカウントを変更し、フルテキスト機能を有効にするには、SQL Server コントロール マネージャを使用する必要があります。

既定値 :

  • ローカル サービス アカウント

SQL Server フルテキスト

/FTSVCPASSWORD

オプション

フルテキスト フィルタ ランチャー サービスのパスワードを指定します。

このパラメータは Windows Server 2008 および Windows Vista オペレーティング システムでは無視されます。

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値 :

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

ファイルのみのモードでのみ使用できます。

Reporting Services のインストール モードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

必須

Reporting Services の開始アカウントを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCStartupType

オプション

Reporting Services のスタートアップ モードを指定します。

1 : このパラメータは Windows Server 2003 および SQL Server 2000 または SQL Server 2005 のフェールオーバー クラスタから SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタまでのインプレース アップグレードで必須です。Windows 2008 のインストールでは省略可能です。

サンプル構文 :

データベース エンジンおよび Analysis Services 用のフェールオーバー クラスタの高度なインストール シナリオで "準備" 手順を実行するには

既定のインスタンスを準備するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

setup.exe /q /ACTION=PrepareFailoverCluster /InstanceName=MSSQLSERVER /Features=AS,SQL /INDICATEPROGRESS /ASSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /ASSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /ASDOMAINGROUP="<DomainName\DomainGroup>" /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /SQLDOMAINGROUP="<DomainName\DomainGroup>" /AGTSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /AGTSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx"

名前付きインスタンスを準備するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

setup.exe /q /ACTION=PrepareFailoverCluster /InstanceName="<Insert Instance name>" /Features=AS,SQL /INDICATEPROGRESS /ASSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /ASSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /ASDOMAINGROUP="<DomainName\DomainGroup>" /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /SQLDOMAINGROUP="<DomainName\DomainGroup>" /AGTSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /AGTSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx"

フェールオーバー クラスタの完了パラメータ

次の表に示すパラメータは、フェールオーバー クラスタを完了するコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。ここでは、フェールオーバー クラスタの高度なインストール オプションについて、2 番目の手順がわかります。すべてのフェールオーバー クラスタ ノードで [準備] を実行した後、共有ディスクを所有するノードでこのコマンドを実行します。詳細については、「SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタリングの概要」を参照してください。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

フェールオーバー クラスタの完了に関するワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • CompleteFailoverCluster

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERGROUP

オプション

SQL Server フェールオーバー クラスタに使用されるリソース グループの名前を指定します。名前は、既存のクラスタ グループの名前、新規のリソース グループの名前のいずれかになります。

既定値 :

SQLServer(<InstanceName>)

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。このパラメータを指定しない場合、SQL Server 2008 Enterprise Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示出力モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERDISKS

必須

SQL Server フェールオーバー クラスタ リソース グループに含まれる共有ディスクの一覧を指定します。

既定値 :

最初のドライブは、すべてのデータベースに対して既定のドライブとして使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES

必須

SQL Server フェールオーバー クラスタの IP アドレスの一覧を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME

必須

新しい SQL Server フェールオーバー クラスタのネットワーク名を指定します。このネットワーク名は、ネットワーク上で新しい SQL Server フェールオーバー クラスタ インスタンスを識別するために使用されます。

Analysis Services

/ASBACKUPDIR

オプション

Analysis Services バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

Analysis Services

/ASCOLLATION

オプション

Analysis Services の照合順序の設定を指定します。

既定値 :

  • Latin1_General_CI_AS

Analysis Services

/ASCONFIGDIR

オプション

Analysis Services 構成ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

Analysis Services

/ASDATADIR

オプション

Analysis Services データ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

Analysis Services

/ASLOGDIR

オプション

Analysis Services ログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

Analysis Services

/ASSYSADMINACCOUNTS

必須

Analysis Services の管理者資格情報を指定します。

Analysis Services

/ASTEMPDIR

オプション

Analysis Services 一時ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • WOW モード (64 ビット) 用 : %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

  • その他すべてのインストール用 : %Program Files%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

Analysis Services

/ASPROVIDERMSOLAP

オプション

MSOLAP プロバイダをインプロセスで実行できるかどうかを指定します。

既定値 :

  • 1 = 有効

SQL Server データベース エンジン

/INSTALLSQLDATADIR

使用可能な共有ディスクがない場合のみ必須。

SQL Server データ ファイルのデータ ディレクトリを指定します。

INSTALLDATADIR が指定されておらず、共有ディスクが使用可能な場合、使用可能な最初の共有ディスクがデータ ディレクトリとして設定されます。

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

/SECURITYMODE=SQL の場合は必須。

SQL Server sa アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SECURITYMODE

オプション

SQL Server のセキュリティ モードを指定します。

このパラメータを指定しない場合、Windows 限定の認証モードがサポートされます。

サポートされる値 :

  • SQL

SQL Server データベース エンジン

/SQLBACKUPDIR

オプション

バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Backup

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

オプション

SQL Server の照合順序の設定を指定します。

既定値 :

  • SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバになるためにログインを準備するには、このパラメータを使用します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBDIR

オプション

tempdb のデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBLOGDIR

オプション

tempdb のログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBDIR

オプション

ユーザー データベースのデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBLOGDIR

オプション

ユーザー データベースのログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値 :

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/USESYSDB

オプション

このインストールに使用する SQL Server システム データベースの場所を指定します。

指定パスには "\Data" サフィックスを入れないでください。

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

ファイルのみのモードでのみ使用できます。

Reporting Services のインストール モードを指定します。

サンプル構文 :

データベース エンジンおよび Analysis Services 用のフェールオーバー クラスタの高度なインストール シナリオで "完了" 手順を実行するには、フェールオーバー クラスタ内のアクティブなノードにするコンピュータ上で次のコマンドを実行して、ノードを使用できるようにします。Analysis Services フェールオーバー クラスタ内の共有ディスクを所有するノードで "CompleteFailoverCluster" アクションを実行する必要があります。

既定のインスタンスに対してフェールオーバー クラスタのインストールを完了するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

setup.exe /q /ACTION=CompleteFailoverCluster /InstanceName=MSSQLSERVER /INDICATEPROGRESS /ASSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\Username>" /ASDATADIR=<Drive>:\OLAP\Data /ASLOGDIR=<Drive>:\OLAP\Log /ASBACKUPDIR=<Drive>:\OLAP\Backup /ASCONFIGDIR=<Drive>:\OLAP\Config /ASTEMPDIR=<Drive>:\OLAP\Temp /FAILOVERCLUSTERDISKS="<Cluster Disk Resource Name - for example, 'Disk S:'>:" /FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME="<Insert FOI Network Name>" /FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES="IPv4;xx.xxx.xx.xx;Local Area Connection;xxx.xxx.xxx.x" /FAILOVERCLUSTERGROUP="MSSQLSERVER" /INSTALLSQLDATADIR="<Drive>:\<Path>\MSSQLSERVER" /SQLCOLLATION="SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>"

名前付きインスタンスに対してフェールオーバー クラスタのインストールを完了するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

setup.exe /q /ACTION=CompleteFailoverCluster /InstanceName="<Insert Instance Name>" /INDICATEPROGRESS /ASSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>" /ASDATADIR=<Drive>:\KATMAI\Data /ASLOGDIR=<drive>:\KATMAI\Log /ASBACKUPDIR=<Drive>:\KATMAI\Backup /ASCONFIGDIR=<Drive>:\KATMAI\Config /ASTEMPDIR=<Drive>:\KATMAI\Temp /FAILOVERCLUSTERDISKS="<Cluster Disk Resource Name - for example, 'Disk S:'>" /FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME="CompNamedFOI" /FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES="IPv4;xx.xxx.xx.xx;Local Area Connection;xxx.xxx.xxx.x" /FAILOVERCLUSTERGROUP="<Insert New Group Name>" /INSTALLSQLDATADIR="<Drive>:\<Path>\MSSQLSERVER_KATMAI" /SQLCOLLATION="SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\Username>"

フェールオーバー クラスタのアップグレード パラメータ

次の表に示すパラメータは、フェールオーバー クラスタのアップグレード用コマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。詳細については、「SQL Server フェールオーバー クラスタ インスタンスをアップグレードする方法 (セットアップ)」および「SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタリングの概要」を参照してください。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • Upgrade

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ INSTANCEDIR

オプション

共有コンポーネントの既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

SQL Server 2008 からアップグレードする場合は必須。

SQL Server 2000 および SQL Server 2005 からアップグレードする場合は省略できます。

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。このパラメータを指定しない場合、SQL Server 2008 Enterprise Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示出力モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、エラー報告サービスのプライバシーに関する声明を参照してください。

サポートされる値 :

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP

アップデート中にフェールオーバーの動作を指定します。

SQL Server Browser サービス

/BROWSERSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server Browser サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値 :

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server フルテキスト

/FTUPGRADEOPTION

オプション

フルテキスト カタログのアップグレード オプションを指定します。

サポートされる値 :

  • REBUILD

  • RESET

  • IMPORT

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値 :

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

Reporting Services

/RSUPGRADEDATABASEACCOUNT

オプション

Reporting Services

/RSUPGRADEPASSWORD

オプション

ノード追加パラメータ

次の表に示すパラメータは、ノード追加用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

AddNode ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • AddNode

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。このパラメータを指定しない場合、SQL Server 2008 Enterprise Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示出力モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

Analysis Services

/ASSVCACCOUNT

必須

Analysis Services サービスのアカウントを指定します。

Analysis Services

/ASSVCPASSWORD

必須

Analysis Services サービスのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

ファイルのみのモードでのみ使用できます。

Reporting Services のインストール モードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

追加情報 :

クラスタ対応のコンポーネントは、データベース エンジンと Analysis Services だけです。他の機能はクラスタに対応していないので、フェールオーバーに対する可用性があまり高くありません。

サンプル構文 :

データベース エンジンおよび Analysis Services が配置された既存のフェールオーバー クラスタ インスタンスにノードを追加するには

setup.exe /q /ACTION=AddNode /INSTANCENAME="<Insert Instance Name>" /SQLSVCACCOUNT="<SQL account that is used on other nodes>" /SQLSVCPASSWORD="<password for SQL account>" /AGTSVCACCOUNT="<SQL Server Agent account that is used on other nodes>", /AGTSVCPASSWORD="<SQL Server Agent account password>" /ASSVCACCOUNT="<AS account that is used on other nodes>" /ASSVCPASSWORD=”<password for AS account>” /INDICATEPROGRESS

ノード削除パラメータ

次の表に示すパラメータは、ノード削除用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。フェールオーバー クラスタをアンインストールするには、各フェールオーバー クラスタ ノードで RemoveNode を実行する必要があります。詳細については、「SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタリングの概要」を参照してください。

SQL Server のコンポーネント

パラメータ

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

RemoveNode ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値 :

  • RemoveNode

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、H、または ?

オプション

パラメータの使用法のオプションを表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。このパラメータは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

サンプル構文 :

データベース エンジンおよび Analysis Services が配置された既存のフェールオーバー クラスタ インスタンスからノードを削除するには

setup.exe /q /ACTION=RemoveNode /INSTANCENAME="<Insert Instance Name>" [/INDICATEPROGRESS]

SQL Server の以前のバージョンのパラメータ

次の表に示すパラメータは、SQL Server の以前のバージョンがサポートするパラメータ マッピングを検出する場合に使用されます。

SQL Server 2005

SQL Server 2008 でのサポート

SQL Server 2008 での新しいパラメータ

備考

/QB

なし

/QS はサポートされます。

/QN

なし

/ADDLOCAL

なし

/ACTION=Install および /FEATURES

/ADDNODE

なし

ノードを SQL Server 2008 クラスタに追加するには、追加するノードでセットアップを実行し、"新しい" AddNode アクションを指定します。

/ADMINPASSWORD

なし

SQL Server 2008 クラスタ セットアップは、リモート配置をサポートしません。

/AGTACCOUNT

あり

/AGTSVCACCOUNT

/AGTAUTOSTART

あり

/AGTSVCSTARTUPTYPE

/AGTCLUSTERGROUP

あり

/AGTDOMAINGROUP

/AGTPASSWORD

あり

/AGTSVCPASSWORD

/ASACCOUNT

あり

/ASSVCACCOUNT

/ASAUTOSTART

あり

/ASSVCSTARTUPTYPE

/ASCOLLATION

あり

/ASPASSWORD

あり

/ASSVCPASSWORD

/DISABLENETWORKPROTOCOLS

なし

/ERRORREPORTING

あり

/ENABLERANU

あり

/FTSCLUSTERGROUP

なし

FTS が、SQL Server データベース エンジンの一部として、SQL Server 2008 の IFTS に変更されます。IFTS グループを個別にする必要はありません。

/GROUP

あり

/FAILOVERCLUSTERGROUP

/INSTALLASDATADIR

あり

/ASDATADIR

/INSTALLSQLDATADIR

なし

  • /SQLUSERDBDIR

  • /SQLUSERDBLOGDIR

  • /SQLBACKUPDIR

  • /SQLTEMPDBDIR

  • /SQLTEMPDBLOGDIR

/INSTALLSQLDIR

あり

/INSTANCEDIR

/INSTALLSQLSHAREDDIR

あり

  • /InstallShareDir32

  • /InstallShareDir64

/INSTALLVS

なし

/FEATURES

クラスタ化できる機能

  • Analysis Services

  • SQL Server データベース エンジン

/INSTANCENAME

あり

/IP

あり

/FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES

/ISACCOUNT

あり

/ISSVCACCOUNT

/ISPASSWORD

あり

/ISSVCPASSWORD

/ISAUTOSTART

あり

/ISSVCSTARTUPTYPE

/PIDKEY

あり

/PID

/REBUILDDATABASE

なし

/ACTION

/ACTION=RebuildDatabase を使用します。

/REINSTALL

なし

/REINSTALLMODE

なし

/REMOVE

なし

/ACTION および /FEATURES

/REMOVENODE

なし

ノードを SQL Server 2008 クラスタから削除するには、削除するノードでセットアップを実行し、"新しい" RemoveNode アクションを指定します。

/RSACCOUNT

あり

/RSSVCACCOUNT

/RSAUTOSTART

あり

/RSSVCSTSRTUPTYPE

/RSCONFIGURATION

あり

/RSINSTALLMODE

/RSPASSWORD

あり

/RSSVCPASSWORD

/SAMPLEDATABASE

なし

/SAPWD

あり

/SAVESYSDB

あり

/SECURITYMODE

あり

/SKUUPGRADE

なし

/ACTION および /FEATURES

/SQLACCOUNT

あり

/SQLSVCACCOUNT

/SQLAUTOSTART

あり

/SQLSVCSTARTUPTYPE

/SQLBROWSERACCOUNT

あり

/BROWSERSVRACCOUNT

/SQLBROWSERPASSWORD

あり

/BROWSERSVRPASSWORD

/SQLBROWSERAUTOSTART

あり

/BROWSERSVRSTARTUPTYPE

/SQLCLUSTERGROUP

あり

/SQLDOMAINGROUP

/SQLCOLLATION

あり

/SQLPASSWORD

あり

/SQLSVCPASSWORD

/UPGRADE

なし

/ACTION および /FEATURES

/USESYSDB

あり

/VS

あり

/FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME

/RSUpgradeDatabase

あり

/RSUpgradeDatabase

/RSUpgradePassword

あり

/RSUpgradePassword

サービス アカウント パラメータ

ビルトイン アカウント、ローカル アカウント、またはドメイン アカウントを使用して、SQL Server 2008 サービスを構成できます。

注意注意

ビルトイン アカウントを使用する場合、対応するパスワード パラメータを指定しないでください。

サービス アカウントの構成の詳細については、「SQL Server Configuration - Service Accounts」および「Windows サービス アカウントの設定」を参照してください。

SQL Server のコンポーネント

アカウント パラメータ

パスワード パラメータ

スタートアップの種類

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

/AGTSVCPASSWORD

/AGTSVCSTARTUPTYPE

Analysis Services

/ASSVCACCOUNT

/ASSVCPASSWORD

/ASSVCSTARTUPTYPE

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

/SQLSVCPASSWORD

/SQLSVCSTARTUPTYPE

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

/ISSVCPASSWORD

/ISSVCSTARTUPTYPE

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

/RSSVCPASSWORD

/RSSVCSTARTUPTYPE

機能パラメータ

特定の機能をインストールするには、/FEATURES パラメータを使用して、以下の表の親機能の値または機能の値を指定します。

親機能パラメータ

機能パラメータ

説明

SQL

SQL Server データベース エンジン、レプリケーション、およびフルテキスト コンポーネントをインストールします。

SQLEngine

SQL Server データベース エンジンのみをインストールします。

Replication

レプリケーション コンポーネントをインストールします。SQLEngine 値には、この値を指定する必要があります。

FullText

フルテキスト コンポーネントをインストールします。SQLEngine 値には、この値を指定する必要があります。

AS

すべての Analysis Services コンポーネントをインストールします。

RS

すべての Reporting Services コンポーネントをインストールします。

IS

すべての Integration Services コンポーネントをインストールします。

Tools

クライアント ツールおよび SQL Server オンライン ブックをインストールします。

BC

旧バージョンとの互換性コンポーネントをインストールします。

BOL

SQL Server オンライン ブックをインストールします。

BIDS

Business Intelligence Development Studio をインストールします。

Conn

接続コンポーネントをインストールします。

SSMS

SQL Server 管理ツール - 基本をインストールします。

たとえば、次のような機能です。

  • SQL Server Management Studio では、SQL Server データベース エンジン、SQL Server Express、sqlcmd ユーティリティ、および SQL Server PowerShell プロバイダがサポートされています。

ADV_SSMS

SQL Server 管理ツール - 完全をインストールします。

基本バージョンのコンポーネントの他に、以下のコンポーネントも含まれます。

  • SQL Server Management Studio では、Reporting Services、Analysis Services、および Integration Services がサポートされます。

  • SQL Server Profiler

  • データベース エンジン チューニング アドバイザ

SDK

ソフトウェア開発キットをインストールします。

機能パラメータの例 :

パラメータおよび値

説明

/FEATURES=SQLEngine

レプリケーションおよびフルテキストなしのデータベース エンジンをインストールします。

/FEATURES=SQLEngine, FullText

データベース エンジンとフルテキストをインストールします。

/FEATURES=SQL, Tools

完全なデータベース エンジンおよびすべてのツールをインストールします。

/FEATURES=BOL

SQL Server オンライン ブックをインストールします。

インスタンス ID または InstanceID の構成

インスタンス ID または /InstanceID パラメータは、インスタンス コンポーネントのインストール先と、インスタンスのレジストリ パスを指定するために使用されます。"INSTANCEID" の値は文字列で、一意である必要があります。

  • SQL インスタンス ID:MSSQL10.<INSTANCEID>

  • AS インスタンス ID:MSAS10.<INSTANCEID>

  • RS インスタンス ID:MSRS10.<INSTANCEID>

インスタンス対応のコンポーネントは次の場所に格納されます。

%Program Files%\Microsoft SQL Server\<SQLInstanceID>

%Program Files%\Microsoft SQL Server\<ASInstanceID>

%Program Files%\Microsoft SQL Server\<RSInstanceID>

注意注意

INSTANCEID をコマンド ラインで指定しない場合、既定のセットアップでは、<INSTANCEID> の代わりに <INSTANCENAME> が使用されます。

/FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP パラメータを使用したフェールオーバーの動作の制御

SQL Server フェールオーバー クラスタを SQL Server 2008 にアップグレードするには、フェールオーバー クラスタ ノードのパッシブ ノードから開始して、1 ノードごとにセットアップを実行する必要があります。フェールオーバー クラスタ インスタンスのノード総数と、アップグレード済みのノードの数との違いに応じて、セットアップがアップグレード済みのノードにフェールオーバーする時期が決まります。ノード総数の半数以上がアップグレード済みの場合、既定のセットアップにより、アップグレード済みのノードにフェールオーバーが発生します。

アップグレード プロセス中にクラスタ ノードのフェールオーバーの動作を制御するには、コマンド プロンプトでアップグレード操作を実行して /FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP パラメータを使用し、アップグレード操作によってノードがオフラインになる前にフェールオーバーの動作を制御します。このパラメータの使用方法は次のとおりです。

  • /FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP=0 を指定すると、クラスタの所有権 (グループの移動) がアップグレード済みのノードに移動しないため、このノードはアップグレード終了時に SQL Server クラスタの実行可能な所有者の一覧に追加されません。

  • /FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP=1 を指定すると、クラスタの所有権 (グループの移動) がアップグレードされたノードに移動するため、このノードはアップグレード終了時に SQL Server クラスタの実行可能な所有者の一覧に追加されます。

  • /FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP=2 は既定の設定です。これは、このパラメータが指定されていない場合に使用されます。この設定は、SQL Server セットアップによってクラスタの所有権 (グループの移動) が必要に応じて管理されることを示しています。