Analysis Services の MDX クエリ デザイナでパラメータを定義する方法
Analysis Services データ ソースに対する MDX クエリをパラメータ化するには、そのクエリにクエリ パラメータを追加する必要があります。MDX クエリ デザイナでは、デザイン モードとクエリ モードの両方でクエリ パラメータを追加できます。クエリ パラメータを使用してクエリを定義すると、Reporting Services によってレポート パラメータとデータセットが自動的に作成され、有効な値の一覧が示されます。これにより、クエリに直接渡される値を指定できます。
MDX のデザイン モードでクエリ パラメータを定義するには
レポート データ ペインで、SQL ServerAnalysis Services データ ソースの種類から作成されたデータセットを右クリックし、[クエリ] をクリックします。MDX クエリ デザイナがデザイン モードで開きます。
ディメンションをフィルタ領域にドラッグし、[ディメンション] 列の最初のセルにドロップします。
[階層] 列のボックスの一覧から値を選択します。
[演算子] 列のボックスの一覧から演算子を選択します。
[フィルタ式] 列のボックスの一覧から個々の値を選択するか、[すべて] メンバをクリックしてすべての値を選択します。
[パラメータ] 列で、チェック ボックスをオンにしてレポート パラメータを作成します。
[実行] をクリックします。
クエリを実行したら、ツール バーの [デザイン] をクリックしてクエリ モードに切り替え、作成した MDX クエリを表示します。引き続きデザイン モードを使用してクエリを作成する場合は、クエリ モードでクエリ テキストを変更しないでください。デザイン モードに戻るには、[デザイン] をクリックします。
[OK] をクリックします。
レポート データ ペインで [パラメータ] ノードを展開して、フィルタ用に自動的に作成されたレポート パラメータを表示します。
レポート パラメータで使用可能な値を示すデータセットを確認するには、レポート データ ペインの空白部分を右クリックし、[非表示のデータセットの表示] をクリックします。レポート データ ペインに、レポート内のすべてのデータセットが表示されます。
MDX のクエリ モードでクエリ パラメータを定義するには
レポート データ ペインで、SQL ServerAnalysis Services データ ソースの種類から作成されたデータセットを右クリックし、[クエリ] をクリックします。MDX クエリ デザイナがデザイン モードで開きます。
ツール バーの [デザイン] をクリックして、クエリ モードに切り替えます。
MDX クエリ デザイナのツール バーで、[クエリ パラメータ] をクリックします ()。[クエリ パラメータ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[パラメータ] 列で [<パラメータの入力>] をクリックし、パラメータ名を入力します。
[ディメンション] 列のボックスの一覧から値を選択します。
[階層] 列のボックスの一覧から値を選択します。
[複数値] 列で、チェック ボックスをオンにして複数値パラメータを作成します。
手順 5. の選択に応じて、[既定] 列のボックスの一覧から 1 つまたは複数の値を選択します。
[OK] をクリックします。
クエリ デザイナのツール バーで、[実行] をクリックします。
[OK] をクリックします。
レポート データ ペインで [パラメータ] ノードを展開して、フィルタ用に自動的に作成されたレポート パラメータを表示します。
レポート パラメータで使用可能な値を示すデータセットを確認するには、レポート データ ペインの空白部分を右クリックし、[非表示のデータセットの表示] をクリックします。レポート データ ペインに、レポート内のすべてのデータセットが表示されます。
関連項目