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レポートをサブスクライブする方法 (レポート マネージャ)

レポートをサブスクライブすると、配信されたレポートを自動的に受け取ることができます。サブスクリプションでは、配信の種類、配信時刻、レポートの出力形式に加え、パラメータ入力フィールドを持つレポートでは、受信レポートのコピーに使用するユーザー定義のパラメータ値を指定します。Reporting Services には、レポート サーバーの電子メール配信およびファイル共有配信が用意されていますが、実際に選択する配信の種類は、それよりも多くなる場合もあれば、少なくなる場合もあります。この点は、レポート サーバーの構成によって異なります。

注意注意

Reporting Services は、他にも SharePoint ドキュメント ライブラリ配信拡張機能を備えています。ただし、この配信方法は、SharePoint 統合モードに構成されたレポート サーバーで実行されるレポートに対して、SharePoint サイトで作成したサブスクリプションでのみ指定できます。手順については、「サブスクリプションを作成および管理する方法 (Reporting Services の SharePoint 統合モード)」を参照してください。

このトピックでは、電子メール サブスクリプションとファイル共有の配信サブスクリプションを作成する方法について説明します。

レポートをサブスクライブするには、保存された資格情報を使用するか、資格情報を使用しないように、レポートのデータ ソースを構成しておく必要があります。詳細については、「データ ソースの資格情報を保存する方法 (レポート マネージャ)」を参照してください。レポートのデータ ソースをそのように構成しない場合は、[新しいサブスクリプション] ボタンが使用できない状態になります。

ここでは、データ ドリブン サブスクリプションを作成する方法については説明しません。データ ドリブン サブスクリプションを作成する方法の詳細については、「チュートリアル : データ ドリブン サブスクリプションの作成」を参照するか、オンライン ヘルプで、レポート マネージャの [データ ドリブン サブスクリプションの作成] ページに関する説明を参照してください。

ファイル共有サブスクリプションを作成するには

  1. レポート マネージャを起動します

  2. レポート マネージャの [コンテンツ] ページで、サブスクライブするレポートに移動します。レポートをクリックして開きます。

  3. [サブスクリプション] タブをクリックし、[新しいサブスクリプション] をクリックします。

  4. [配信者] で、[Windows ファイル共有] を選択します。

  5. [ファイル名] に、レポートのファイル名を入力します。

  6. [ファイルの作成時にファイルの拡張子を追加] を選択します。このオプションを選択すると、ファイル名に 3 文字の拡張子が追加されます。ファイルの拡張子は、選択したレポート出力形式によって決まります。

  7. [パス] テキスト ボックスで、レポートを配信する既存フォルダの UNC (Universal Naming Convention) パスを入力します (たとえば、\\<servername>\<myreports>)。パスの先頭には円記号 (\) を 2 つ含めます。末尾には円記号を指定しないでください。

  8. [表示形式] で、ファイル配信に使用するレポートの出力形式を選択します。レポートを開くために使用するデスクトップ アプリケーションに対応する形式を選択します。単一のストリームでレポートを表示しない形式、または静的ファイルでサポートできない対話機能が導入された形式 (HTML 4.0 など) は選択しないでください。

  9. [ユーザー名] および [パスワード] ボックスに、ファイル共有のアクセスに必要な資格情報を、ユーザー名に対応する <domain>\<user name> の形式で指定します。

  10. 上書きするオプションを指定します。[以前のバージョンがある場合はファイルを上書きしない] をクリックした場合、既存のファイルが検出されると配信されません。[自動増分のファイル名を新しいバージョンとして追加します] をクリックした場合、レポート サーバーによってファイル名に番号が付加され、同じ名前の既存のファイルとそのファイルが区別されます。

  11. レポートをいつ配信するかを指定します。

    • 配信時刻のスケジュールを設定するには、[スケジュールされたレポートの実行完了時] をクリックし、[スケジュールの選択] をクリックします。スケジュールのページが開きます。

    • 使用する日付、時刻、および定期実行情報があらかじめ定義されている共有スケジュールを選択するには、[次の共有スケジュールで実行する] をクリックし、使用するスケジュールを選択します。

    • レポート スナップショットを新しいバージョンに更新する際にレポートを配信するには、[レポート コンテンツの更新時] をクリックします。スケジュールに従って定期的にデータを取得するレポートをサブスクライブした場合、サブスクリプションが処理されるタイミングは、データの更新スケジュールによって決まります。

      注意注意

      このオプションは、既に更新スケジュールに関連付けられているスナップショットのみに使用できます。

  12. パラメータ化されたレポートの場合は、このサブスクリプションのレポートで使用するパラメータを指定します。要求時または他のスケジュールされた操作でレポートを実行するときに使用されるパラメータとは別のパラメータにすることができます。

レポートが静的ファイルとして配信されます。レポートに対話機能 (たとえば、追加の行と列へのリンク) を含める場合でも、これらの機能は使用できません。

電子メール サブスクリプションを作成するには

  1. レポート マネージャの [コンテンツ] ページで、サブスクライブするレポートに移動します。レポートをクリックして開きます。

  2. [サブスクリプション] タブをクリックし、[新しいサブスクリプション] をクリックします。

  3. [配信者] で、[電子メール] を選択します。この配信の種類が選択できない場合、レポート サーバーが電子メール サブスクリプション用に構成されていません。

  4. [宛先] テキスト ボックスの受信者名は、ドメイン ユーザー アカウントに基づいて自動的に指定されます。ユーザー アカウントを使用して [宛先] フィールドが自動的に指定されるかどうかは、レポート サーバーの構成設定によって決まります。電子メール アドレス構成設定の変更の詳細については、「電子メール配信用のレポート サーバーの構成」を参照してください。

    注意注意

    権限によっては、レポートの配信先の電子メール アドレスを入力できます。電子メール アドレスを複数指定するには、セミコロン (;) で区切ります。[CC][BCC]、および [返信先] テキスト ボックスに、追加の電子メール アドレスを入力することもできます。このためには、すべてのサブスクリプションを管理する権限が必要です。

  5. 次のようにして配信オプションを選択します。

    • レポートのコピーを埋め込んだり添付するには、[レポートを含める] を選択します。レポートの形式は、選択した表示形式によって決まります。レポートのサイズが電子メール システムに定義された制限を超えると予想される場合は、このオプションを使用しないでください。

    • 電子メール メッセージの本文にレポートの URL リンクを含めるには、[リンクを含める] を選択します。

    注意注意

    これらのオプションのいずれも選択しない場合、件名行の通知テキストのみが送信されます。

  6. [表示形式] リスト ボックスから表示形式を選択します。このオプションは、[レポートを含める] を選択してレポートのコピーを埋め込むか添付する場合に使用できます。

    • 電子メール メッセージの本文にレポートを埋め込むには、[Web アーカイブ] をオンにします。

    • レポートを添付ファイルとして送信するには、他の表示形式を選択します。

  7. [優先度] リスト ボックスから優先度を選択します。Microsoft Exchange では、電子メール メッセージの重要度レベルを表すフラグをここで設定します。

  8. レポートをいつ配信するかを指定します。

    • 配信時刻のスケジュールを設定するには、[スケジュールされたレポートの実行完了時] をクリックし、[スケジュールの選択] をクリックします。スケジュールのページが開きます。

    • 使用する日付、時刻、および定期実行情報があらかじめ定義されている共有スケジュールを選択するには、[次の共有スケジュールで実行する] をクリックし、使用するスケジュールを選択します。

    • レポート スナップショットを新しいバージョンに更新する際にレポートを配信するには、[レポート コンテンツの更新時] をクリックします。スケジュールに従って定期的にデータを取得するレポートをサブスクライブした場合、サブスクリプションが処理されるタイミングは、データの更新スケジュールによって決まります。

    注意注意

    このオプションは、既に更新スケジュールに関連付けられているスナップショットのみに使用できます。

  9. パラメータ化されたレポートの場合は、このサブスクリプションのレポートで使用するパラメータを指定します。要求時または他のスケジュールされた操作でレポートを実行するときに使用されるパラメータとは別のパラメータを指定できます。