コード エディタとテキスト エディタ
コード エディタとテキスト エディタは、コードまたはテキストの入力、表示、編集に使用するワード プロセッシング ツールです。内容に基づいて、クエリ エディタ、テキスト エディタ、またはエディタと呼ばれます。関連付けられた言語がないテキストだけの内容の場合は、テキスト エディタと呼ばれます。内容が言語に関連付けられたソース コードの場合は、クエリ エディタと呼ばれます。特定の種類のクエリ エディタを指す場合は、たとえばデータベース エンジン クエリ エディタや MDX クエリ エディタのように、コードの種類を追加した名前で呼びます。
機能
コード ペイン
コード テキストを入力する領域です。この領域には、使用している言語に応じたステートメント ビルダ機能が用意されています。コード ペインでは、テキストのインデント、タブ、ドラッグ アンド ドロップなどに関連する、テキストの動作に影響を与えるオプションを設定できます。
マージン
インジケータ マージンとコード テキストの間の空白の列です。クリックするとテキストの行を選択できます。マージンは、[オプション] ダイアログ ボックスの [テキスト エディタ] フォルダの [全般] ページで、非表示と表示を切り替えることができます。
水平スクロール バーと垂直スクロール バー
コード ペインを横方向および縦方向にスクロールできます。これにより、コード ペインの表示可能領域を超えるコードを参照できます。行番号の表示
エディタ内のテキストまたはコードの左に行番号を表示します。行番号をオンにするには、[ツール] メニューの [オプション] ダイアログ ボックスで、[テキスト エディタ] ページまたは特定のエディタ ページのいずれかにある [すべての言語] の [全般] ページを使用します。右端で折り返す
テキストまたはコードの長い行を複数の行に分けて表示して、すべてのテキストを見ることができるようにします。右端で折り返すオプションは、テキストの実行時または印刷時の動作には影響を与えません。右端で折り返す設定をオンにするには、[ツール] メニューの [オプション] ダイアログ ボックスで、[テキスト エディタ] ページまたは特定のエディタ ページのいずれかにある [すべての言語] の [全般] ページを使用します。IntelliSense
エディタで [編集] メニューの [IntelliSense] をポイントすると、Microsoft IntelliSense のオプションが表示されます。IntelliSense の詳細については、「IntelliSense の使用」を参照してください。コードのアウトライン表示
コードの左側にアウトラインを表す線を表示することにより、コード グループを表示します。コード グループは折りたたんだり展開したりできるので、コードの確認が容易になります。デバッグ
特定のステートメントでコードの実行を一時停止することができます。この機能は、データおよびシステム情報を表示して、コードのエラーを見つけるのに役立ちます。データベース エンジン クエリ エディタの Transact-SQL デバッガは、SQL Server Management Studio で唯一のデバッガです。ステータス バー
クエリ エディタ ウィンドウに関連付けられたシステム情報 (たとえばクエリ エディタの接続先のインスタンス) を表示します。データベース エンジン クエリ エディタでは、ステータス バーを色分けして、ウィンドウがどのサーバーに接続しているかを示すことができます。[オブジェクト エクスプローラ] ペインでサーバー エントリを作成するときは、[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスの [オプション] をクリックして、ステータス バー上でそのサーバーを表す色を指定できます。[登録済みサーバー] ペインで登録済みサーバーのエントリを作成するときは、[接続プロパティ] タブの [作成した色を使用する] チェック ボックスをオンにします。
ツール バーの [新しいクエリ] をクリックするか、またはサーバー エントリを右クリックし、[新しいクエリ] を選択すると、関連付けられているサーバーに対して定義されている色がステータス バーに表示されます。[ファイル] メニューの [新しいデータベース エンジン クエリ] をクリックしてクエリ エディタ ウィンドウを開いた場合、[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスを使用して色を指定できます。