[変換先の選択] (SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザード)
[変換先の選択] ページを使用すると、コピーするデータの変換先を指定できます。
このウィザードの詳細については、「SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを使用したデータのインポートとエクスポート」を参照してください。ウィザードを起動するオプションおよびウィザードを正常に実行するために必要な権限の詳細については、「SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードを実行する方法」を参照してください。
SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードの目的は、変換元から変換先にデータをコピーすることです。また、このウィザードでは、変換先データベースと変換先テーブルも作成できます。ただし、複数のデータベースやテーブルをコピーする場合、または他の種類のデータベース オブジェクトをコピーする場合は、データベース コピー ウィザードを使用してください。詳細については、「データベース コピー ウィザードの使用」を参照してください。
静的オプション
[変換先]
変換先の保存形式に対応したデータ プロバイダを選択します。データ ソースに使用できるプロバイダは複数存在する可能性があります。たとえば、SQL Server では、SQL Server Native Client、.NET Framework Data Provider for SQL Server、または Microsoft OLE DB Provider for SQL Server を使用できます。注意 データ ソースが Microsoft Office Excel 2007 または Microsoft Office Access 2007 である場合、Excel または Access の以前のバージョンとは異なるデータ ソース プロバイダが必要になります。詳細については、「Excel ブックに接続する方法」および「Access データベースに接続する方法」を参照してください。
注意 データを ODBC 変換先に保存するには、.NET Framework Data Provider for ODBC を選択します。
コンピュータにインストールされているプロバイダによって、[データ ソース] プロパティのオプション数は異なります。次の表に、一般的に使用される変換先に対応するオプションを示します。これ以外のプロバイダについては、各プロバイダのドキュメントを参照してください。
動的オプション
ここからは、いくつかのデータ ソースで使用できるオプションを示します。[変換先] ドロップダウン リストに表示される変換先をすべて示しているわけではありません。
[変換先] = [SQL Server Native Client] または [Microsoft OLE DB Provider for SQL Server]
[サーバー名]
データを受け取るサーバーの名前を入力するか、一覧からサーバーを選択します。[Windows 認証を使用する]
パッケージで Microsoft Windows 認証を使用してデータベースにログインするかどうかを指定します。セキュリティを向上するために、Windows 認証の使用をお勧めします。[SQL Server 認証を使用する]
データベースへのログインに、パッケージが SQL Server 認証を使用するかどうかを指定します。SQL Server 認証を使用する場合は、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。[ユーザー名]
SQL Server 認証を使用する場合に、データベース接続用のユーザー名を指定します。[パスワード]
SQL Server 認証を使用する場合に、データベース接続用のパスワードを指定します。[データベース]
指定した SQL Server インスタンス上のデータベースの一覧から選択するか、[新規作成] をクリックして新しいデータベースを作成します。[更新]
[更新] をクリックして、利用可能なデータベースの一覧を復元します。[新規作成]
[データベースの作成] ダイアログ ボックスを使用して、新しい変換先データベースを作成します。
[変換先] = [フラット ファイル変換先]
[ファイル名]
データを格納するファイルのパスとファイル名を指定します。または、[参照] をクリックしてファイルを探します。[参照]
[開く] ダイアログ ボックスを使用して、ファイルを検索します。[ロケール]
文字の並べ替え順と日時の形式を定義するロケールの ID (LCID) を指定します。[Unicode]
Unicode を使用するかどうかを示します。Unicode を使用する場合、コード ページを指定する必要はありません。[コード ページ]
使用する言語のコード ページを指定します。[形式]
区切り形式、固定幅形式、または幅合わせしない形式を使用するかどうかを示します。値
説明
[区切り記号]
列は、[列] ページで指定した区切り記号で区切られます。
[固定幅]
列は固定幅を持ちます。
[幅合わせしない]
幅合わせしないファイルとは、最後の列以外のすべての列が固定幅を持つファイルです。最後の列は、行区切り記号で区切られます。
[テキスト修飾子]
使用するテキスト修飾子を入力します。たとえば、各テキスト列を引用符で囲むように指定できます。[先頭データ行を列名として使用する]
先頭のデータ行に列名を表示するかどうかを指定します。
[変換先] = [Microsoft Excel]
注意 |
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Excel 2003 以前のバージョンを使用するデータ ソースに接続する場合にのみ、[Microsoft Excel] を選択してください。Excel 2007 を使用するデータ ソースに接続するには、[Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider] を選択して [プロパティ] をクリックします。次に、[データ リンク プロパティ] ダイアログ ボックスの [すべて] タブで [拡張プロパティ] に「Excel 12.0」と入力します。 |
[Excel ファイル パス]
データを格納するブックのパスとファイル名を指定します (C:\MyData.xls、\\Sales\Database\Northwind.xls など)。または、[参照] をクリックしてブックを探します。[参照]
[開く] ダイアログ ボックスを使用して、Excel ブックを検索します。[Excel バージョン]
変換先のブックで使用される Excel のバージョンを選択します。
注意 |
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データを変換先の Microsoft Excel にエクスポートする場合、ウィザードでは、Integration Services Excel 変換先コンポーネントを使用します。使用に関する注意点と既知の問題については、「Excel 変換先」を参照してください。 |
[変換先] = [Microsoft Access]
注意 |
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Access 2003 以前のバージョンを使用するデータベースに接続する場合にのみ、[Microsoft Access] を選択してください。Access 2007 を使用するデータベースに接続するには、[Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider] を選択します。 |
[ファイル名]
データを格納するデータベースのパスとファイル名を指定します (C:\MyData.mdb、\\Sales\Database\Northwind.mdb など)。または、[参照] をクリックしてデータベース ファイルを探します。[参照]
[開く] ダイアログ ボックスを使用してデータベース ファイルを参照します。[ユーザー名]
データベースにワークグループ情報ファイルが関連付けられている場合、データベース接続に使用する有効なユーザー名を指定します。[パスワード]
ワークグループの情報ファイルがデータベースに関連付けられている場合は、データベース接続のためにユーザーのパスワードを指定します。ただし、データベースがすべてのユーザーに対して 1 つのパスワードで保護されている場合、[データ リンク プロパティ] ダイアログ ボックスでもこの値を入力する必要があります。このダイアログ ボックスを表示するには [詳細設定] ボタンをクリックします。[詳細設定]
[データ リンク プロパティ] ダイアログ ボックスで、データベースのパスワードや既定以外のワークグループ情報ファイルなどの詳細なオプションを指定します。OLE DB プロバイダのプロパティの詳細については、MSDN ライブラリの「データ アクセス」を検索してください。