Label コントロールの概要
Label コントロールは、ユーザーには編集できないテキストを表示します。ユーザーが編集できるテキストを表示する場合は、TextBox コントロールを使用します。
Label コントロールで長いテキストを表示すると、画面の小さなデバイスではうまくレンダリングされない場合があります。このため、Label コントロールは短いテキストに限って使用するようにしてください。長いテキストを表示するには、TextView コントロールを使用します。
Label コントロールは、モバイル ASP.NET Web ページの Form コントロールまたは Panel コントロール内、あるいはコントロールのテンプレート内に配置する必要があります。また、モバイル ユーザー コントロール ページにドラッグすることもできます。Label コントロールが表示するテキストは、Text プロパティで設定します。
Label コントロールの外観は、デザイン時に Alignment、ForeColor、Font、StyleReference、および Wrapping の各プロパティを設定することで変更できます。ラベルの後で改行されないようにするには、BreakAfter プロパティを false に設定します。プロパティは、アプリケーション実行時にプログラムで変更できます。また、アプリケーションではデータ バインディングを使用してプロパティの値を動的に設定できます。
Label コントロールの外観を特定のデバイス向けにカスタマイズするには、コントロールにデバイス フィルタを適用します。デバイス フィルタを使用すると、アプリケーションはターゲット デバイスの機能に基づいてプロパティの値をオーバーライドできます。