クリーニング テープとしてテープをマークする方法
適用対象: System Center Data Protection Manager 2010
DPM を使用してテープ ライブラリ内でドライブをクリーニングするには、クリーニングに使用するテープを指定し、クリーニング ジョブを開始します。テープのバー コードの先頭が "CLN" である場合 (たとえば、バー コード CLN0000812)、DPM でそのテープは高速インベントリの後にクリーニング テープとして定義されます。
ただし、クリーニング テープにバー コードがない場合、またはバー コードの先頭が "CLN" ではない場合は、テープをクリーニング テープとしてマークし、詳細インベントリを実行する必要があります。テープをクリーニング テープとしてマークしないで詳細インベントリを実行すると、DPM の詳細インベントリ中にこのテープをマウントするときにクリーニング ジョブが開始されます。
クリーニングの頻度については、テープ デバイスの製造元のガイドラインに従ってください。
クリーニング テープとしてテープをマークするには
DPM 管理者コンソールのナビゲーション バーで、[管理] をクリックします。
[ライブラリ] タブをクリックします。
表示ウィンドウで、クリーニングに使用するテープを選択し、[操作] ウィンドウで [クリーニング テープとしてのマーク] をクリックします。
ナビゲーション バーで、[管理] をクリックします。
[ライブラリ] タブで、ライブラリを選択します。
[操作] ウィンドウで、[インベントリ] をクリックします。
[インベントリ] ダイアログ ボックスで、[詳細なインベントリ] を選択し、[開始] をクリックします。
DPM 管理シェルを使用してテープをクリーニング テープとしてマークするには
以下の構文を使用して、テープをクリーニング テープとしてマークします。
Set-Tape [-Tape] <Media[]> -Cleaner [-PassThru] [-Verbose] [-Debug] [-ErrorAction <ActionPreference> ] [-ErrorVariable <String> ] [-OutVariable <String> ] [-OutBuffer <Int32> ]
詳細については、DPM 管理シェルに「Get-Help Set-Tape -detailed」と入力してください。
技術情報については、DPM 管理シェルに「Get-Help Set-Tape -full」と入力してください。
参照:
タスク
テープ ドライブをクリーニングする方法
テープ ライブラリのインベントリを実行する方法