テープを追加または削除する方法
適用対象: System Center Data Protection Manager 2010
テープ ライブラリにテープを追加したり、テープ ライブラリからテープを削除したりするには、以下の手順に従ってください。
注意
[ライブラリ ドアのロックの解除] または [テープの追加] を使用してテープ ライブラリのテープを追加または削除する場合、ライブラリのインベントリが自動的に実行されます。[ライブラリ ドアのロックの解除] または [テープの追加] を使用せずにテープ ライブラリのテープを追加または削除する場合は、DPM 管理者コンソールで [インベントリ ライブラリ] 操作を使用して情報を更新する必要があります。
スタンドアロン テープ ドライブのテープの追加または削除は、DPM 管理者コンソールを使用せずに、デバイスの製造元から示された手順に従って手動で行います。
挿入/取り出し (I/E) ポートを使用してテープを追加するには
テープ ライブラリの I/E ポートに物理的にテープを追加します。
DPM 管理者コンソールのナビゲーション バーで、[管理] をクリックし、[ライブラリ] タブをクリックします。
[操作] ウィンドウで、[テープ (I/E ポート) の追加] をクリックします。テープ ライブラリに対して高速インベントリが実行され、テープ ライブラリ内の利用可能な空きスロットにテープが追加されます。この操作を行うと、I/E ポートが 10 分間開いた状態になるため、その間 I/E ポートにテープを追加できます。
重要
十分な数の空きスロットがない場合、テープは I/E ポートに残ったままになり、[テープ (I/E ポート) の追加] 操作は失敗します。
DPM 管理シェルを使用してテープを追加するには
I/E ポートを使用してテープを追加するには、以下の構文を使用します。
Lock-DPMLibraryIEPort [-DPMLibrary] <Library> [-Async] [-JobStateChangedEventHandler <JobStateChangedEventHandler> ] [-Verbose] [-Debug] [-ErrorAction <ActionPreference> ] [-ErrorVariable <String> ] [-OutVariable <String> ] [-OutBuffer <Int32> ]
詳細については、DPM 管理シェルで「Get-Help Lock-DPMLibraryIEPort -detailed」と入力してください。
技術的な情報については、DPM 管理シェルで「Get-Help Lock-DPMLibraryIEPort -full」と入力してください。
I/E ポートを使用してテープを削除するには
DPM 管理者コンソールのナビゲーション バーで、[管理] をクリックし、[ライブラリ] タブをクリックします。
表示ウィンドウで、テープを削除するテープ ライブラリを展開します。
[スロット] を展開し、テープを削除するスロットを選択します。
[操作] ウィンドウで、[テープ (I/E ポート) の削除] をクリックします。
テープ ライブラリの I/E ポートから物理的にテープを削除します。
DPM 管理シェルを使用してテープを削除するには
I/E ポートを使用してテープを追加するには、以下の構文を使用します。
Unlock-DPMLibraryIEPort [-DPMLibrary] <Library> [-Async] [-JobStateChangedEventHandler <JobStateChangedEventHandler> ] [-Verbose] [-Debug] [-ErrorAction <ActionPreference> ] [-ErrorVariable <String> ] [-OutVariable <String> ] [-OutBuffer <Int32> ]
詳細については、DPM 管理シェルで「Get-Help Unlock-DPMLibraryIEPort -detailed」と入力してください。
技術的な情報については、DPM 管理シェルで「Get-Help Unlock-DPMLibraryIEPort -full」と入力してください。
参照:
タスク
テープ ライブラリのインベントリを実行する方法
ライブラリ ドアをロックおよびロック解除する方法