ストーリーボードの作成、変更、または削除
Microsoft Expression Blend 2 では、ストーリーボードは [ストーリーボードの選択] から管理します。新しいストーリーボードを作成するには、[オブジェクトとタイムライン] の [新規作成] .png "Cc295300.86937695-03dd-44ea-aa30-28d4029b3ad0(ja-jp,Expression.10).png")
ボタンをクリックします。ストーリーボードは、開いているときに、[新規作成] ボタンの横のドロップダウン メニューを使用して変更できます。このメニューには、作成、名前変更、複製、反転、および削除のオプションがあります。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
[組み合わせ] パネルはアートボードの横ではなくアートボードの下に表示されるため、[アニメーション ワークスペース] を使用するとストーリーボードを簡単に操作できます。F6 キーを押すと、[アニメーション ワークスペース] と [デザイン ワークスペース] が切り替わります。 |
新しいストーリーボードを追加するには
[オブジェクトとタイムライン] で、[新規作成]
ボタンをクリックします。.png "Cc295300.e2e87d8d-17b7-443b-a608-8c5ae681fce8(ja-jp,Expression.10).png")
[ストーリーボード リソースの作成] ダイアログ ボックスが表示されます。
.png "Cc295300.ee0efe60-655f-44cf-bea6-30830185b4c0(ja-jp,Expression.10).png")
[名前 (キー)] フィールドにストーリーボードの名前を入力し、[OK] をクリックします。新しいストーリーボードが記録モードで開きます。
.gif "ヒント")
ヒント :既定では、ドキュメントのルートに作成された新しいタイムラインによって、Window.Loaded イベントの [トリガ] の下にイベント トリガが追加されます。このトリガによって、アプリケーションが起動すると同時にストーリーボードが開始されます。簡単なインタラクティブ機能を作成する場合は、イベント トリガを選択し、[トリガ] ウィンドウの下半分で、次のように指定できます。
When object .PreviewMouseDown is raised
この場合、object はアプリケーション内のオブジェクトの名前です (トリガを変更するときに [トリガ] ウィンドウの下半分にオブジェクトを表示するには、オブジェクトを選択しておく必要があります)。これで、オブジェクトをクリックしたときにアニメーション タイムラインが開始されます。
ストーリーボードを変更するには
[オブジェクトとタイムライン] の下の [ストーリーボードを開く]
.png "Cc295300.d4531c86-5048-481c-a1ca-29af202d28e7(ja-jp,Expression.10).png")
ボタンをクリックしてストーリーボードを選択することにより、[ストーリーボードの選択] からタイムラインを選択します。ストーリーボードを変更するには、次のいずれかの操作を行います。
選択したストーリーボードの名前を変更するには、ストーリーボード名をダブルクリックするか、[オブジェクトとタイムライン] のポップアップ メニューを使用します。
アートボード上でオブジェクトをアニメーション化するには、キーフレームを作成するか、キーフレームを移動して、時間の経過によるプロパティの変化を記録します。詳細については、「キーフレームの作成」または「単純なアニメーションの作成」を参照してください。
選択したストーリーボードを指定した回数繰り返すように、または前方と後方に再生するように設定するには、ストーリーボードのプロパティを変更します。詳細については、「サイクルの最後で繰り返しまたは反転させるためのストーリーボードの変更」を参照してください。
重複する新しいストーリーボード、または選択したストーリーボードを反転させた複製を作成するには、[オブジェクトとタイムライン] のポップアップ メニューを使用します。詳細については、「ストーリーボードの複製または反転」を参照してください。
選択したストーリーボードにモーション パス タイムラインを追加するには、[モーション パスに変換] ツールを使用します。詳細については、「モーション パスを作成、変更、または削除するには」を参照してください。
選択したストーリーボードにビデオまたはサウンドのタイムラインを追加するには、メディア ファイルをプロジェクトに追加し、[挿入] コマンドを使用します。詳細については、「作業中のドキュメントへのイメージ、オーディオ、またはビデオ ファイルの挿入」を参照してください。
イベントの発生時、またはプロパティが変化したときにストーリーボードを再生するように構成するには、ストーリーボードをトリガするオブジェクトまたはテンプレートにイベント トリガまたはプロパティ トリガを作成します。詳細については、「トリガの追加と削除」、「試してみよう : ボタンへのアニメーションの追加」、または「試してみよう : ロールオーバー ボタンの作成」を参照してください。
ストーリーボードを再生するようにプログラムで構成するには、ドキュメントのコードビハインド ファイルからストーリーボード呼び出します。詳細については、「新しいイベント ハンドラ メソッドの作成」を参照してください。
ストーリーボードを削除するには
[オブジェクトとタイムライン] の下で、[ストーリーボードを開く]
ボタンをクリックしてそのスコープ内のストーリーボードを表示します。[ストーリーボードの選択] が表示されます。.png "Cc295300.f487c801-ef77-4ecc-911c-c794c45b6144(ja-jp,Expression.10).png")
[ストーリーボードの選択] から、削除するストーリーボードを選択します。
Expression Blend 2 によってストーリーボードが開き、タイムライン記録モードに入ります。
[新規作成]
ボタンの横にあるドロップダウン ボタンをクリックし、[削除] をクリックします。.png "Cc295300.74b1f5aa-10f5-40fc-b786-c9de76cb87ca(ja-jp,Expression.10).png")
ストーリーボードが削除されます。Expression Blend 2 でストーリーボードが開いたまま、タイムライン記録モードが終了します。トリガによって削除したストーリーボードが変更された場合は、それらも更新されます。