CSS の IntelliSense オプションの設定
Microsoft Expression Web で、Web ページまたは外部カスケード スタイル シート (CSS) を [コード] ビューで開いて操作するときには、IntelliSense の機能に関連するさまざまなオプションを設定できます。クラス セレクターへの参照からのハイパーリンクを無効にすることや、CSS にコードを自動挿入するポップアップ一覧を無効にすることができます。CSS で新しい宣言ブロックを作成するときに、終わりの中かっこが IntelliSense によって自動的に挿入されないようにすることもできます。
さらに、特定レベルの CSS のみがサポートされる特定のブラウザーを対象にしている場合など、IntelliSense のポップアップ一覧に別の CSS レベルを表示する場合は、スキーマのバージョンを変更できます。スキーマのバージョンは CSS レベル 1、2、2.1 (Expression Web での既定の設定)、または CSS IE6 に設定できます。CSS IE6 に設定した場合は、CSS レベル 1、Internet Explorer 6 における CSS 拡張、および CSS レベル 2 のカスタム カーソルのみを IntelliSense で使用できます。
メモ : |
---|
[ページ編集オプション] ダイアログ ボックスの [作成] タブで選択されている CSS スキーマによって CSS プロパティがサポートされていない場合、[新しいスタイル] ダイアログ ボックスと [スタイルの変更] ダイアログ ボックスに表示されるそのプロパティの値の一覧は空白となり、[CSS プロパティ] パネルにプロパティは表示されません。 |
CSS 用の IntelliSense オプションを設定するには
[ツール] メニューの [ページ編集オプション] をクリックします。
[ページ編集オプション] ダイアログ ボックスの [IntelliSense] タブで、次のいずれかのオプションをオンまたはオフにします。
[自動ポップアップ] の [CSS ステートメント候補] には、ポップアップ一覧が表示されます。このポップアップ一覧で選択した項目は CSS に自動的に挿入されます。
[自動挿入] の [CSS セレクター右かっこ] を選択した場合は、スタイルの宣言ブロックを開始する左中かっこ ({) を入力すると、スタイルの宣言ブロックを終了する右中かっこ (}) が自動的に挿入されます。
[コードのハイパーリンク] の [次の要素に対してコードのハイパーリンクを有効にする] および [CSS (クラス)] の両方を選択した場合は、Ctrl キーを押しながら参照をクリックすると、元の CSS 内にある、クラス セレクターのルール セットに移動できます。
IntelliSense 用に CSS スキーマのバージョンを設定するには
[ツール] メニューの [ページ編集オプション] をクリックします。
[ページ編集オプション] ダイアログ ボックスにある [作成] タブの [CSS スキーマ] セクションで、[スキーマのバージョン] ポップアップ一覧からオプションを選択します。
ヒント : プログラム ウィンドウの下部にあるステータス バーの右端の値は、現在の CSS スキーマの設定を表しています。ステータス バーのその値をダブルクリックすると、[ページ編集オプション] ダイアログ ボックスが開き、[作成] タブが表示されます。詳細については、「ステータス バー」を参照してください。
関連項目
タスク
IntelliSense を使用した CSS の作成
IntelliSense の使用
CSS の IntelliSense オプションの設定
概念
カスケード スタイル シートでの IntelliSense の使用
IntelliSense
カスケード スタイル シートの参照