ツリー コントロールの項目の情報
更新 : 2007 年 11 月
ツリー コントロール (CTreeCtrl) には、コントロール内の項目に関する情報を取得する多くのメンバ関数があります。GetItem メンバ関数は、項目に関連付けられたデータの一部または全部を取得します。このデータには、項目のテキスト、状態、イメージ、子項目の数、アプリケーション定義の 32 ビット データ値などがあります。また、項目に関連付けられたデータの一部または全部を設定する SetItem 関数もあります。
GetItemState、GetItemText、GetItemData、および GetItemImage の各メンバ関数は、項目のそれぞれの属性を取得します。これらの各関数には、項目の属性を設定するための、対応する Set 関数があります。
GetNextItem メンバ関数は、現在の項目と特定の関係にあるツリー コントロール項目を取得します。この関数は、項目の親、次または前に表示されている項目、最初の子項目などを取得できます。また、GetRootItem、GetFirstVisibleItem、GetNextVisibleItem、GetPrevVisibleItem、GetChildItem、GetNextSiblingItem、GetPrevSiblingItem、GetParentItem、GetSelectedItem、GetDropHilightItem など、ツリーを走査するメンバ関数もあります。
GetItemRect メンバ関数は、ツリー コントロールの外接する四角形を取得します。GetCount メンバ関数および GetVisibleCount メンバ関数は、ツリー コントロール内の項目の数、およびツリー コントロールのウィンドウ内に現在表示されている項目の数をそれぞれ取得します。EnsureVisible メンバ関数を呼び出すことで、特定の項目が表示されているかどうかを確認できます。