方法 : エラー オブジェクトから情報を取得する
更新 : 2007 年 11 月
ランタイム エラーが発生すると、そのエラーを一意に識別するための情報と、エラー処理に使用できる情報が、Err オブジェクトに格納されます。
Err オブジェクトの各プロパティは、エラー処理ルーチン内の On Error Resume Next ステートメントおよび Exit Sub または Exit Function ステートメントの後で、0 または長さ 0 の文字列 ("") にリセットされます。Clear メソッドを使用すると、Err を明示的にリセットできます。
メモ : |
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使用している設定またはエディションによっては、ダイアログ ボックスで使用可能なオプションや、メニュー コマンドの名前や位置がヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。このヘルプ ページは、全般的な開発設定を考慮して記述されています。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
エラー オブジェクトから情報を取得するには
フィルタをかけることで特定のエラーのみ処理できます。この例では、エラーをチェックし、FileNotFound エラーである場合には対応する処理を実行します。
If Err.Number = 53 Then MsgBox("File Not Found") End If
また、Description、Erl、HelpContext、Helpfile、LastDLLError、Number、Source などエラー オブジェクトの特定のプロパティを確認することもできます。この例では、メッセージ ボックスに説明を表示します。
MsgBox(Err.Description)
参照
概念
参照
Description プロパティ (Err オブジェクト)
HelpContext プロパティ (Err オブジェクト)