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PermissionObject インターフェイス

フォームに適用できる、UserPermissionObject オブジェクトおよびアクセス許可の設定にアクセスできるようにします。

  CLS 準拠の代替は です。

名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)

構文

'宣言
<CLSCompliantAttribute(False)> _
<GuidAttribute("096cd6cc-0786-11d1-95fa-0080c78ee3bb")> _
<CoClassAttribute(GetType(PermissionObjectWrapper))> _
Public Interface PermissionObject
    Inherits Permission
'使用
Dim instance As PermissionObject
[CLSCompliantAttribute(false)] 
[GuidAttribute("096cd6cc-0786-11d1-95fa-0080c78ee3bb")] 
[CoClassAttribute(typeof(PermissionObjectWrapper))] 
public interface PermissionObject : Permission

コメント

この型は、COM 相互運用のためにマネージ コードで必要とされるコクラスのラッパーです。この型を使用して、このコクラスによって実装される COM インターフェイスのメンバにアクセスします。COM インターフェイスについては (このメンバの説明へのリンクを含む)、次を参照してください Permission

アクティブなフォームへのアクセス許可を制限し、特定のアクセス許可の設定を取得または指定するには、PermissionObject クラスおよびそのメンバを使用します。

フォーム テンプレートに関連付けられた Permission クラスのインスタンスは、Permission クラスの _XDocument3 プロパティによって返されます。

メモメモ :

PermissionObject とそのメンバが Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust Microsoft Office InfoPath 2007 のオブジェクト モデルに追加されたので、PermissionObject とそのメンバにアクセスする前に、thisXDocument 変数によって返されるオブジェクトを _XDocument3 型にキャストする必要があります。詳細については、「[方法] InfoPath 2003 と互換性のない Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust のメンバを使用する方法」を参照してください。

返される PermissionObject オブジェクトでは、フォーム テンプレートとそのテンプレートで作成された各フォーム インスタンスに関連する UserPermissionObject オブジェクトにアクセスできます。各 UserPermissionObject オブジェクトは、個別のユーザーのアクセス許可のセットを定義するために使用します。ユーザー インターフェイスを通じて付与される一部のアクセス許可はすべてのユーザーに適用されますが、UserPermissionObject オブジェクトを使用すると、ユーザーおよびその有効期限日ごとにアクセス許可を割り当てることができます。

PermissionObject オブジェクトおよびそのプロパティとメソッドは、アクティブなフォーム テンプレートでアクセス許可が制限されているかどうかにかかわらず利用できます。フォームのアクセス許可が制限されているかどうかを判断するには、Enabled プロパティを使用します。

Windows Rights Management クライアントがユーザーのコンピュータにインストールされていない場合は、PermissionObject オブジェクトを使用すると、例外を発生させることができます。

フォームのアクセス許可は、PermissionObject オブジェクトのプロパティとメソッドを使用して、次のいずれかの方法で有効になっています。

Enabled プロパティを true に設定している。

DocumentAuthor プロパティを設定している。

RequestPermissionURL プロパティを設定している。

StoreLicenses プロパティを true または false に設定している。

ApplyPolicy メソッドを呼び出している。

また、フォームのアクセス許可は、Permission オブジェクトの Add メソッドでユーザーをフォームに追加することで有効にすることもできます。

メモメモ :

フォームがプレビュー モードの場合、アクセス許可を適用することはできません。このために、PermissionObject オブジェクトのすべてのプロパティは、フォームのプレビュー時に読み取り専用になります。プレビュー モードでは、Enabled プロパティは常に false を返します。コードでこの設定を変更しようとすると、System.Runtime.InteropServices.COMException が発生し、エラー "プロパティ/メソッドは、プレビュー モードで利用できません。" が返されます。同様に、PermissionObject オブジェクトおよび UserPermissionObject オブジェクトに関連付けられたメソッドも、プレビュー モードで使用するとこのエラー メッセージを返します。

関連項目

参照

PermissionObject のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間