COleDateTime::operator =
更新 : 2008 年 7 月
COleDateTime 値をコピーします。
COleDateTime& operator =(
const VARIANT& varSrc
) throw( );
COleDateTime& operator =(
DATE dtSrc
) throw( );
COleDateTime& operator =(
const time_t& timeSrc
) throw( );
COleDateTime& operator =(
const __time64_t& timeSrc
) throw( );
COleDateTime& operator =(
const SYSTEMTIME& systimeSrc
) throw( );
COleDateTime& operator =(
const FILETIME& filetimeSrc
) throw( );
COleDateTime& operator =(
const UDATE& udate
) throw( );
解説
これらのオーバーロードされた代入演算子は、コピー元の日付/時刻値をこの COleDateTime オブジェクトにコピーします。各オーバーロード代入演算子の概要は、次のとおりです。
operator =( dateSrc ) オペランドの値と状態が COleDateTime オブジェクトにコピーされます。
operator =( varSrc ) VARIANT 値、または COleVariant オブジェクトを日付/時刻値 (VT_DATE) に正常に変換できた場合、変換された値を COleDateTime オブジェクトにコピーし、状態を有効に設定します。変換が失敗した場合、このオブジェクトの値は 0 (1899 年 12 月 30 日午前 0 時) に設定され、状態は無効に設定されます。
**operator =(**dtSrc ) DATE 値が COleDateTime オブジェクトにコピーされ、状態は有効に設定されます。
**operator =(**timeSrc ) time_t 値または __time64_t 値が変換され、COleDateTime オブジェクトにコピーされます。変換できると状態は有効になり、変換できないと無効になります。
**operator =(**systimeSrc ) SYSTEMTIME 値が変換され、COleDateTime オブジェクトにコピーされます。変換できると状態は有効になり、変換できないと無効になります。
operator =( udate ) UDATE 値が変換され、COleDateTime オブジェクトにコピーされます。変換できると状態は有効になり、変換できないと無効になります。UDATE 構造体は "展開された" 日付を表します。詳細については、VarDateFromUdate 関数に関するトピックを参照してください。
**operator =(**filetimeSrc ) FILETIME 値が変換され、COleDateTime オブジェクトにコピーされます。変換できると状態は有効になり、変更できないと無効になります。FILETIME は世界協定時刻 (UTC: Universal Coordinated Time) を使用するため、この構造体に UTC 時刻を渡した場合の結果は、UTC 時刻からローカル時刻に変換され、バリアント時刻として格納されます。この動作は、Visual C++ 6.0 および Visual C++ .NET 2003 SP2 の場合と同じです。詳細については、Windows SDK の「File Times」を参照してください。
詳細については、Windows SDK の「VARIANT」を参照してください。
time_t データ型の詳細については、「ランタイム ライブラリ リファレンス」の「time、_time64」関数を参照してください。
詳細については、Windows SDK の SYSTEMTIME 構造体と FILETIME 構造体を参照してください。
COleDateTime 値の範囲の詳細については、「日付と時刻 : オートメーションのサポート」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atlcomtime.h
参照
参照
その他の技術情報
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
---|---|---|
2008 年 7 月 |
FILETIME 構造体を使用した場合の時刻の変換方法と格納方法に関する情報を修正 |
コンテンツ バグ修正 |