WPF デザイナーの機能拡張
WPF Designer for Visual Studio に対して、独自のカスタム デザイナー環境を作成することができます。WPF デザイナーには、カスタムの装飾、ツール、プロパティ エディター、およびデザイナーを実装するためのフレームワークとパブリック API が用意されています。完全なサンプル ソリューションについては、「WPF and Silverlight Designer Extensibility Samples (WPF デザイナーおよび Silverlight デザイナーの機能拡張のサンプル)」のサイトを参照してください。
注意
Visual Studio 2010 では、Silverlight Designer に対してもカスタム デザイナー環境を作成できるようになりました。 この機能拡張に関するドキュメントでは WPF デザイナーについて言及していますが、ほとんどの場合、Silverlight Designer でも同じ概念、手順、およびコードを使用できます。
このセクションの内容
Visual Studio 2010 の機能拡張の変更点
Visual Studio 2008 での最初のリリースから Visual Studio 2010 に向けて、WPF デザイナーの機能拡張 API に対して加えられた変更点について説明します。WPF デザイナーの機能拡張アーキテクチャ
WPF デザイナーの機能拡張フレームワークのアーキテクチャ全体について説明します。WPF デザイナーの機能拡張について
WPF デザイナーに対して、独自のカスタム デザイナー環境を作成する方法について説明します。基本的な機能拡張という概念
カスタム メニュー アクションの作成など、基本的な機能拡張タスクを実行する方法について説明します。カスタム装飾の作成
レールなど、カスタム装飾を作成する方法について説明します。カスタム エディターの作成
カラー エディターなど、カスタム エディターを作成する方法について説明します。デザイン時の動作と実行時の動作
カスタムのデザイン時ロジックを実装する方法について説明します。高度な機能拡張という概念
サロゲート ポリシーの作成など、高度な機能拡張タスクを実行する方法について説明します。WPF デザイナーの機能拡張リファレンス
WPF デザイナーの機能拡張リファレンス API について説明します。
参照
AdornerPanel
デザイン時に装飾として使用される WPF コントロールのコンテナーを提供します。AdornerProvider
デザイナー画面に装飾を自動的に追加するためにクラスに追加できる機能プロバイダー。EditingContext
デザイナーのコンテキスト状態を格納します。ModelItem
編集モデル内の単一のアイテムを表します。ModelService
モデルを取得するためにデザイナーが使用するメイン エントリ ポイントです。ModelFactory
デザイナーでアイテムのインスタンスを作成します。FeatureProvider
機能にクラス固有の処理を追加します。FeatureConnectorAttribute
FeatureProvider の処理に必要な FeatureConnector<TFeatureProviderType> の型を含みます。FeatureManager
機能プロバイダーと機能コネクタを管理します。AttributeTableBuilder
メタデータ ストアに渡すことができる属性テーブルを作成します。PropertyValue
基になる共通言語ランタイム (CLR) のプロパティ値に対して、データ モデルを提供します。PropertyValueEditor
プロパティのインライン エディター ロジックのコンテナーです。Task
コマンドのコレクションおよびそのコマンドへの入力バインディングです。Tool
デザイナーのモードを調べます。
関連項目
WPF および Silverlight デザイナー読み込みエラーのトラブルシューティング
カスタム デザイナー コード内の予期せぬ動作を理解するための手順について説明します。WPF コントロールの使用
Windows フォームで WPF コントロールを使用する方法を説明するリンクを示します。移行と相互運用性
WPF テクノロジと Windows フォーム テクノロジとの間の相互運用について説明します。