COleClientItem::OnGetWindowContext
アイテムが埋め込み先編集が有効になったときに、フレームワークが呼び出します。
virtual BOOL OnGetWindowContext(
CFrameWnd** ppMainFrame,
CFrameWnd** ppDocFrame,
LPOLEINPLACEFRAMEINFO lpFrameInfo
);
パラメーター
ppMainFrame
メイン フレーム ウィンドウへのポインターのポインター。ppDocFrame
ドキュメント フレーム ウィンドウへのポインターのポインター。lpFrameInfo
フレーム ウィンドウの情報を受け取る OLEINPLACEFRAMEINFO 構造体へのポインター。
戻り値
正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
この関数は、OLE アイテムの親ウィンドウに関する情報を取得するために使います。
コンテナーが MDI アプリケーションのときは、既定の実装では、ppMainFrame に CMDIFrameWnd オブジェクトへのポインターを、ppDocFrame にアクティブな CMDIChildWnd オブジェクトへのポインターを返します。 コンテナーが SDI アプリケーションのときは、ppMainFrame に CFrameWnd オブジェクトへのポインターを、ppDocFrame に NULL を返します。 既定の実装では、lpFrameInfo の各メンバーにも値を格納します。
ユーザーのアプリケーションに既定の実装が適合しない場合にだけ、この関数をオーバーライドします。アプリケーションが SDI または MDI とは異なるユーザー インターフェイスのパラダイムを持っているような場合です。 これは、オーバライド可能な高度な関数です。
詳細については、Windows SDK の「IOleInPlaceSite::GetWindowContext」と OLEINPLACEFRAMEINFO 構造体を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxole.h