ファイルの種類の管理
ファイルの種類を定義すると、Team Foundation バージョン管理による固有の拡張子を持つファイルの処理方法をカスタマイズできます。 ファイルの種類を定義することで、特定の拡張子を持つファイルのマージを無効にしたり、特定の拡張子を持つファイルを複数のユーザーが同時にチェックアウトすることを禁止したりできます。
注意
既定では、ファイルのマージおよび複数のチェックアウトは有効です。
注意
チーム プロジェクト レベルで複数のチェックアウトを無効にできます。
ファイルの種類のプロパティ
Team Foundation のファイルの種類の定義は、3 つのプロパティから構成されます。 3 つのプロパティの中で最も重要なのは、ファイルの種類の一意の識別子となる拡張子です。
プロパティ |
例 |
---|---|
名前 |
Visual Basic ファイル |
ファイル拡張子 |
.vb |
ファイルのマージと複数のチェックアウトを有効にする |
○ |
Team Foundation 管理者は、競合が検出されてもマージされないようにするファイルの種類を指定する必要がある場合があります。たとえば、専用のマージ ツールが存在しないバイナリ Microsoft Excel ファイル (*.xls) などです。また、同時に 1 人のユーザーしかチェックアウトできないようにするファイルの種類を指定する必要がある場合もあります。 これを制御するには、[ファイルの種類の編集] ダイアログ ボックスの [ファイルのマージおよび複数のチェックアウトを有効にする] を選択します。 詳細については、「Team Foundation バージョン管理へのファイルの種類の関連付けの編集」を参照してください。 所定の拡張子に対応するファイルの種類が存在しないと、その拡張子を持つファイルはマージできません。
ファイル エンコーディング
Team Foundation は、これらの基本的なファイルの種類のプロパティに加えて、バージョン管理サーバー上の各ファイルのファイル エンコーディングもトラッキングします。 ソース管理エクスプローラーからバージョン管理の [プロパティ] ウィンドウを開くか、またはコマンド ライン インターフェイスを使用して、ファイルの既定のエンコーディングをオーバーライドできます。 詳細については、「バージョン管理ファイルのエンコーディングの設定」および「Checkout コマンドと Edit コマンド」を参照してください。
このセクションの内容
Team Foundation バージョン管理へのファイルの種類の関連付けの追加
ファイルの種類を示す拡張子を Team Foundation バージョン管理のチェックインに関連付ける手順を説明します。Team Foundation バージョン管理へのファイルの種類の関連付けの編集
Team Foundation バージョン管理 チェックインに関連付けられている、ファイルの種類を示す拡張子を編集する手順を説明します。Team Foundation バージョン管理に関連付けられているファイルの種類の削除
Team Foundation バージョン管理 チェックインに関連付けられている、ファイルの種類を示す拡張子を削除する手順を説明します。