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マクロ サンプル

マクロ IDE にはサンプルのマクロが用意されており、学習用に使ったりそのまま利用したりできます。 これらは [Samples] というノードにあり、マクロ エクスプローラーかマクロ IDE で使用できます。 マクロ サンプルとその機能説明の一覧を次に示します。

提供サンプル

  • Accessibility — Visual Studio でテキストを操作したり、プロパティのサイズと外観を表示したりするためのマクロが含まれています。

  • AddDirAsSlnFolder — ディスク上のフォルダーをソリューション フォルダー構造にインポートします。

  • DevStudio6Editor — このマクロ プロジェクトには、Developer Studio Version 6.0 のマクロ サンプルのマクロを、Visual Studio マクロで動作するように変換したものが含まれています。 このマクロ プロジェクトでは、開いているすべてのドキュメントを印刷する方法、選択したコード ブロックにコメントを付ける方法、リビジョン マークを追加する方法などが示されます。

  • MakeAddin — マクロ プロジェクトを Visual Studio アドインに変換します。 このプロジェクトでは、アドインの構造、マクロのすべてのプロジェクトとプロジェクトの各項目を反復処理する方法、ItemOperations オブジェクトを使って新しいプロジェクト項目を追加する方法、プロジェクト間で参照をコピーする方法などが示されます。

  • Utilities — 他のサンプル マクロで使用されるユーティリティ マクロが含まれています。 このマクロ プロジェクトでは、ウィンドウ構成を保存したり取得したりする方法、[オプション] ダイアログ ボックスでプロパティを操作する方法、プロジェクト内の各アイテムを反復処理する方法などが示されます。

  • VSDebugger — Debugger オートメーション モデルのオブジェクトを使ってデバッグ作業を制御したり操作したりする、多数のマクロが含まれています。 このマクロ プロジェクトでは、現在のプログラムで実行中の各スレッドのスタックを [コマンド] ウィンドウに一覧表示する方法、ブレークポイントを一覧表示したり操作したりする方法、デバッガーがサポートする処理や言語を一覧表示する方法などが示されます。

  • VSEditor — 切り取り、貼り付け、挿入などのエディター機能を備えた、メモ帳のようなテキスト エディターを Visual Studio で作成します。 このマクロ プロジェクトでは、現在のドキュメントのバックアップを保存する方法、Code オートメーション モデルを使ってアウトライン表示のセクションを作成したり操作したりする方法、コード内の移動方法、カーソルの移動方法と使用方法、テキストを操作したり書式化したりする方法などが示されます。

    注意

    Sample マクロには EnvironmentEvents というモジュールもありますが、EnvironmentEvents は実際にはサンプルではなく、他のマクロにイベント ハンドラーを提供するためにあります。 ただし、マクロの中でイベント ハンドラーがどのように初期化されるかを知ることができます。 詳細については、「方法: マクロで環境イベントを処理する」を参照してください。

参照

処理手順

方法: マクロを編集および手入力で作成する

参照

マクロ IDE の概要

[マクロ プロジェクトの追加] ダイアログ ボックス

概念

マクロの使用による反復操作の自動化