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XmlMappedRange.NavigateArrow メソッド

XmlMappedRange コントロールのトレース矢印をたどって、参照元のセル、参照先のセル、またはエラーの発生したセルに移動します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel (Microsoft.Office.Tools.Excel.dll 内)

構文

'宣言
Function NavigateArrow ( _
    TowardPrecedent As Object, _
    ArrowNumber As Object, _
    LinkNumber As Object _
) As Object
Object NavigateArrow(
    Object TowardPrecedent,
    Object ArrowNumber,
    Object LinkNumber
)

パラメーター

  • TowardPrecedent
    型 : System.Object
    移動する方向を指定します。参照元に対して移動するには true、参照先に対して移動するには false です。
  • ArrowNumber
    型 : System.Object
    対象となる矢印の番号を指定します。セルの数式の番号付き参照に対応します。
  • LinkNumber
    型 : System.Object
    矢印が外部参照矢印の場合、この引数は、対象の外部参照を示します。この引数を省略した場合は、最初の外部参照が使用されます。

戻り値

型 : System.Object
新しい選択範囲を表す Range を返します。

解説

参照元、参照先、またはエラー セルを選択します。トレース矢印が表示されていないセルに対してこのメソッドを適用すると、エラーが発生します。

省略可能なパラメーター

省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。

次のコード例は、セル A1 を XmlMappedRange の参照先に設定します。次に、ShowDependents メソッドを使用して、XmlMappedRange と参照先のセルとの間に矢印を描画し、NavigateArrow メソッドを呼び出して、参照先のセルを選択します。このコード例では、現在のワークシートに CustomerLastNameCell という名前の XmlMappedRange が含まれているものと仮定しています。

Private Sub DisplayAndSelectDependent()
    Me.CustomerLastNameCell.Value2 = "Smith"

    Me.Range("A1").Value2 = "=" & _
        Me.CustomerLastNameCell.Address(False, True, _
        Excel.XlReferenceStyle.xlA1, False)

    Me.CustomerLastNameCell.ShowDependents(False)
    Me.CustomerLastNameCell.NavigateArrow(False, 1)
End Sub
private void DisplayAndSelectDependent()
{
    this.CustomerLastNameCell.Value2 = "Smith";

    this.Range["A1"].Value2 = "=" +
        this.CustomerLastNameCell.Address[false, true,
        Excel.XlReferenceStyle.xlA1, false];

    this.CustomerLastNameCell.ShowDependents(false);
    this.CustomerLastNameCell.NavigateArrow(false, 1);
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

XmlMappedRange インターフェイス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間