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COleCurrency::Format

通貨値の書式化された表現を作成します。

CString Format( 
   DWORD dwFlags = 0, 
   LCID lcid = LANG_USER_DEFAULT  
) const;

パラメーター

  • dwFlags
    ロケールの設定に関するフラグ。次のフラグだけを通貨に関連しています:

    • の 使用LOCALE_NOUSEROVERRIDE カスタムuserの設定ではなく、システムの既定の設定。
  • lcid
    変換に使用するロケール ID。

戻り値

書式化された通貨値を持つ CString を返します。

解説

これには、ローカルな言語の指定 (ロケールID) を使って値の書式を設定します。通貨記号は戻り値に含まれません。COleCurrency オブジェクトの状態が null のときは、戻り値は空文字列になります。状態が無効な場合は、文字列リソース IDS_INVALID_CURRENCY で指定される文字列が返されます。

使用例

COleCurrency curA;           // value: 0.0000
curA.SetCurrency(4, 500);    // value: 4.0500

// value returned: 4.05
curA.Format(0, MAKELCID(MAKELANGID(LANG_CHINESE,
   SUBLANG_CHINESE_SINGAPORE), SORT_DEFAULT));
// value returned: 4,05
curA.Format(0, MAKELCID(MAKELANGID(LANG_GERMAN,
   SUBLANG_GERMAN_AUSTRIAN), SORT_DEFAULT));

必要条件

ヘッダー : afxdisp.h

参照

関連項目

COleCurrency クラス

階層図

COleCurrency::ParseCurrency

COleCurrency::GetStatus