次の方法で共有


COleCurrency::ParseCurrency

文字列が通貨値を読み取るために解析する場合は、このメンバー関数を呼び出します。

BOOL ParseCurrency(
   LPCTSTR lpszCurrency,
   DWORD dwFlags = 0,
   LCID lcid = LANG_USER_DEFAULT 
);
throw(
   CMemoryException* 
);
throw(
   COleException* 
);

パラメーター

  • lpszCurrency
    解析される NULL で終わる文字列へのポインター。

  • dwFlags
    ロケール設定のフラグ。次のフラグを指定できます。

    • の 使用LOCALE_NOUSEROVERRIDE カスタムuserの設定ではなく、システムの既定の設定。
  • lcid
    変換に使用するロケール ID。

戻り値

文字列が通貨の値に変換できると、ゼロ以外の場合は0。

解説

これは元の文字列に数値以外の文字の意味の特定の言語の指定 (ロケールID) を使用します。

ロケールID値の詳細については、Supporting Multiple Languagesを参照してください。

文字列が通貨の値に変換できた場合 COleCurrency でこのオブジェクトの値は有効にその値と状態に設定されます。

文字列が通貨の値に変換できない場合、または数値がオーバーフローした場合は、COleCurrency でこのオブジェクトの状態は無効です。

文字列変換がメモリ割り当てのエラーが原因で失敗した場合、この関数は CMemoryException。他のエラー条件では、この関数は COleExceptionをスローします。

使用例

// works if default locale has dot decimal point
COleCurrency cur;
cur.ParseCurrency(_T("$135.95"), 0);
ASSERT(cur == COleCurrency(135, 9500));

必要条件

ヘッダー : afxdisp.h

参照

関連項目

COleCurrency クラス

階層図

COleCurrency::Format

COleCurrency::GetStatus