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コール ツリー ビュー - プロファイラー サンプリング データ

[コール ツリー] ビューには、プロファイリングされるアプリケーションで走査された関数の実行パスが表示されます。

[!メモ]

Windows 8 のセキュリティは強化された機能および Windows Server 2012 は、Visual Studio のプロファイラーがこれらのプラットフォームのデータを収集する方法に大きな変更されました。Windows ストア apps は、新しいコレクション手法が必要です。「Windows 8 および Windows Server 2012 アプリケーションのプロファイリング」を参照してください。

ツリーのルートは、アプリケーションまたはコンポーネントへのエントリ ポイントです。各関数ノードは、呼び出したすべての関数と、その関数呼び出しに関するパフォーマンス データを表示します。

コール ツリー ビュー内の値は、コール ツリー内の親関数から呼び出された関数のインスタンスに対応します。割合の値を計算するには、関数インスタンスの値と、プロファイル実行のサンプルの総数を比較します。

実行ホット パスの強調表示

[コール ツリー] ビューでは、最も頻繁にサンプリングされたプロセスまたは関数の実行パスを展開および強調表示することもできます。最もアクティブなパスを表示するには、プロセスまたは関数を右クリックし、[ホット パスの展開] をクリックします。

コール ツリーのルート ノードの設定

プロファイリング実行の各プロセスは、ルート ノードとして表示されます。[コール ツリー] ビューの開始ノードを設定するには、開始ノードとして設定するノードを右クリックし、[ルートの設定] をクリックします。

ルート ノードを設定すると、選択したノードのサブツリーを除く他のすべてのエントリはビューから除外されます。ルート ノードを元のノードに戻すには、[コール ツリー] ウィンドウ内の任意の場所で右クリックし、[ルートのリセット] をクリックします。

説明

プロセス ID

プロファイリング実行のプロセス ID (PID)。

[プロセス名]

プロセスの名前です。

[モジュール名]

関数を含むモジュールの名前。

[モジュール パス]

関数を含むモジュールのパス。

[ソース ファイル]

この関数の定義を含むソース ファイル。

[関数名]

関数の完全修飾名。

[関数行番号]

ソース ファイルのこの関数の開始行番号。

[関数アドレス]

関数のアドレス。

レベル

コール ツリーにおけるこの関数の深度。VSPerfReport コマンド ライン レポートでのみ有効です。

[サンプル数 (関数のみ)]

この関数がコール ツリー内の親関数から呼び出されたときに、この関数で収集されたサンプルの数。この数値には、この関数によって呼び出された関数で収集されたサンプルは含まれません。

[サンプル % (関数のみ)]

この関数がコール ツリー内の親関数から呼び出されたときの、プロファイル実行のすべてのサンプル数に対する、この関数 (子関数を含まない) のサンプル数の割合。

[サンプル数 (子を含む)]

この関数がコール ツリー内の親関数から呼び出されたときに、この関数で収集されたサンプルの数。この数値には、この関数によって呼び出された関数で収集されたサンプルが含まれます。

サンプル % (子を含む)

この関数がコール ツリー内の親関数から呼び出されたときの、プロファイル実行のすべてのサンプル数に対する、この関数およびその子関数のサンプル数の割合。

参照

処理手順

方法: プロファイリング ツールのレポート ビューの列をカスタマイズする

関連項目

コール ツリー ビュー - プロファイラー サンプリング データ

コール ツリー ビュー - プロファイラーの .NET メモリ サンプリング データ

コール ツリー ビュー - プロファイラーの .NET メモリ インストルメンテーション データ

コール ツリー ビュー - プロファイラー インストルメンテーション データ