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Identity.IsAuthenticated プロパティ

この Identity オブジェクト インスタンスが、現在認証済みのユーザーを表しているかどうかを示す値を取得します。

名前空間 : Microsoft.WindowsLive.Id.Client
アセンブリ : Microsoft.WindowsLive.Id.Client (microsoft.windowslive.id.client.dll 内)

構文

'宣言

  Public ReadOnly Property IsAuthenticated As Boolean
  public bool IsAuthenticated { get; }
  public:
property bool IsAuthenticated {
    bool get ();
}
/** @ プロパティ */
public boolean get_IsAuthenticated ()
  public function get IsAuthenticated () :boolean

プロパティ値

この Identity オブジェクト インスタンスが現在認証済みのユーザーを表している場合は true。そうでない場合は false。既定値は false です。

解説

ユーザーを認証するには、Authenticate を呼び出します。認証に成功すると、その後 IsAuthenticated を呼び出したときに true が返されます。

サイレント認証を使用して作成された Identity オブジェクトは、既定で IsAuthenticated の値として true を返します。

CloseIdentityHandle を呼び出すと、ユーザーの認証が取り消され、IsAuthenticatedfalse を返します。

IsAuthenticatedfalse の場合、Identity の他のメンバー (GetTicket など) は役に立ちません。したがって、IsAuthenticated を検査してから Identity の他のメンバーにアクセスすることをお勧めします。

次の例は、IsAuthenticated を使用して現在のユーザーが認証済みであるかどうかを検査し、それに応じて表示を更新する方法を示しています。oId 変数は Identity のインスタンスを表しています。

            //ユーザーが認証済みであるかどうかを確認し、それに応じて表示を更新します。
if (oID.IsAuthenticated)
            {
toolStripStatusLabel1.Text = "サインイン済み";
buttonSignInOrOut.Text = "サインアウト";
buttonOptions.Enabled = true;
buttonBlog.Enabled = true;
buttonDetails.Enabled = true;
currentBgColor = ConfigurationManager.AppSettings[oID.cId + "_bgColor"];
            }

スレッド セーフティ

この型の public static (Visual Basic ではShared) メンバーはすべてスレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合はスレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

Windows Vista、Windows XP Professional Service Pack 2 (SP2)

対象プラットフォーム

Windows Vista、Windows XP Professional SP2、Windows XP Home Edition SP2

関連項目

参照

Identity クラス
Identity メンバー
Microsoft.WindowsLive.Id.Client 名前空間
IdentityManager
WLLogOnException

その他のリソース

認証の実装