チュートリアル: マネージ コード UDF を開発する

このチュートリアルでは、Microsoft Visual C# を使用して Excel Services のユーザー定義関数 (UDF) を開発するプロセスについて説明します。

このチュートリアルでは、以下の方法について説明します。

  • Microsoft Visual Studio 2005年クラス ライブラリのプロジェクト テンプレートを使用してプロジェクトを作成する

  • Microsoft.Office.Excel.Server.Udf.dll への参照を追加する

  • Excel Services で使用するための UDF を作成する

  • セルからカスタム関数を呼び出すブックを作成する

  • Excel Services で UDF のテストと実行を行う

前提条件

このチュートリアルを完了するには、以下が必要です。

  • Microsoft SharePoint Server 2010

    注:

    サーバー上に必要なすべてを用意する最も簡単な方法は、基本的なスタンドアロンのインストールを実行することです。 さらに、信頼できる場所を追加する必要があります。

  • Excel

  • Visual Studio またはこれに類似した Microsoft.NET Framework 互換の開発ツール

  • UDF アセンブリを実行できるようにすること

  • ブックを格納するための、信頼できる SharePoint ドキュメント ライブラリ、および AllowUdfs の値を「true」にすることで、ブックが UDF を呼び出せるようにすること

  • 信頼できる SharePoint ドキュメント ライブラリに格納された UDF を呼び出すブックのサンプル

  • ブックを SharePoint ドキュメント ライブラリに表示および公開するアクセス許可

    注:

    アクセス許可の設定について、詳細は Windows SharePoint Services 3.0 のドキュメントを参照してください。

  • Excel を使用してブックを作成すること

  • ブックを .xlsx または .xlsb ファイルとして保存すること

    注:

    場所の信頼方法、UDF を有効にする方法、AllowUdfs フラグの設定方法について、詳細は「Step 3: Deploying and Enabling UDFs」を参照してください。

関連項目