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サーバー構成: default language

適用対象:SQL Server

この記事では、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、SQL Server で default language サーバー構成オプションを構成する方法について説明します。 default language オプションは、新しく作成するすべてのログインについて既定の言語を指定します。 既定の言語を設定するには、目的の言語の langid 値を指定します。 langid 値は、sys.syslanguages 互換表示に対してクエリを実行すると検索できます。

推奨事項

ログインの既定の言語は、CREATE LOGIN または ALTER LOGIN を使用してオーバーライドできます。 セッションの既定の言語が、Open Database Connectivity (ODBC) API または OLE DB API でセッションごとにオーバーライドされない限り、そのセッションのログインの言語になります。 default language オプションには、sys.syslanguages で定義されている言語 ID (0 から 32) のみを設定できます。 包含データベースを使用している場合、既定の言語をデータベースに対して設定するには CREATE DATABASE または ALTER DATABASE を使用し、包含データベース ユーザーに対して設定するには CREATE USER または ALTER USER を使用します。 包含データベースにおける既定の言語を設定する際は、langid の一覧に含まれるとおりの sys.syslanguages 値、言語の名前、または言語の別名を指定できます。

アクセス許可

パラメーターなしで、または最初のパラメーターだけを指定して sp_configure を実行する権限は、既定ですべてのユーザーに付与されます。 両方のパラメーターを指定して sp_configure を実行し構成オプションを変更したり RECONFIGURE ステートメントを実行したりするには、ALTER SETTINGS サーバーレベル権限がユーザーに付与されている必要があります。 ALTER SETTINGS 権限は、sysadmin 固定サーバー ロールと serveradmin 固定サーバー ロールでは暗黙のうちに付与されています。

SQL Server Management Studio の使用 [SQL Server]

  1. オブジェクト エクスプローラーで、サーバーを右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  2. [Advanced] タブを選択します。

  3. default language ボックスで、SQL Server でシステム メッセージを表示する言語を選択します。

    既定の言語は English (英語) です。

Transact-SQL の使用

  1. データベース エンジンに接続します。

  2. 標準バーから、 [新しいクエリ] を選択します。

  3. 次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、 [実行] を選択します。 この例では、 sp_configure を使用して、 default language オプションをフランス語 (2) に設定する方法を示します。

    USE master;
    GO
    
    EXECUTE sp_configure 'default language', 2;
    GO
    
    RECONFIGURE;
    GO
    

詳しくは、「サーバー構成オプション」をご覧ください。

補足情報: default language オプションを構成した後

新しい設定は、サーバーを再起動しなくてもすぐに有効になります。