適用対象:SQL Server
Ole Automation Procedures オプションを使用して、OLE オートメーション オブジェクトを Transact-SQL バッチ内でインスタンス化できるかどうかを指定します。 このオプションは、ポリシー ベースの管理または sp_configure ストアド プロシージャを使用して構成することもできます。 詳細については、「セキュリティ構成」を参照してください。
Ole Automation Procedures オプションは、次の値に設定できます。
-
0: OLE オートメーション プロシージャは無効になっています。 SQL Serverの新しいインスタンスの既定値です。 -
1: OLE オートメーション プロシージャが有効になっています。
OLE オートメーション プロシージャを有効にすると、 sp_OACreate 呼び出しによって OLE 共有実行環境が開始されます。
Ole Automation Procedures オプションの現在の値は、sp_configure システム ストアド プロシージャを使用して表示および変更できます。
例
OLE オートメーション プロシージャの現在の設定を確認する方法を次の例に示します。
EXECUTE sp_configure 'Ole Automation Procedures';
GO
OLE オートメーション プロシージャを有効にする方法を次の例に示します。
EXECUTE sp_configure 'show advanced options', 1;
GO
RECONFIGURE;
GO
EXECUTE sp_configure 'Ole Automation Procedures', 1;
GO
RECONFIGURE;
GO