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RAW ファイル ソース (Raw File source)

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

RAW ファイル ソースは、ファイルから生データを読み取ります。 データはソース ファイル固有の方法で表示されるため、変換の必要がなく、ほとんどの場合は解析の必要もありません。 したがって、RAW ファイル ソースは、フラット ファイルや OLE DB などの他のソースよりも、高速にデータを読み取ることができます。

RAW ファイル ソースは、以前 RAW ファイルの変換先に記述された生データを取得するために使用されます。 また、RAW ファイル ソースの参照先を、列のみを含む空の RAW ファイル (メタデータのみのファイル) にすることもできます。 パッケージを実行せずにメタデータのみのファイルを生成するには、RAW ファイル変換先を使用します。 詳細については、「 RAW ファイル変換先」を参照してください。

RAW ファイルの形式には、並べ替えの情報が含まれています。 RAW ファイル変換先には、文字列の列の比較フラグを含む並べ替えの情報がすべて保存されます。 RAW ファイル ソースは、並べ替えの情報を読み取って受け入れます。 詳細エディターを使用して、ファイル内の並べ替えのフラグを無視するように RAW ファイル ソースを構成するためのオプションが用意されています。 比較フラグの詳細については、「 文字列データの比較」を参照してください。

RAW ファイルを構成するには、RAW ファイル ソースが読み取るファイル名を指定します。

Note

このソースでは、接続マネージャーは使用されません。

このソースは、1 つの出力をとります。 エラー出力はサポートされていません。

RAW ファイル ソースの構成

プロパティを設定するには SSIS デザイナーから行うか、またはプログラムによって設定します。

[詳細エディター] ダイアログ ボックスには、プログラムによって設定できるプロパティが反映されます。 [詳細エディター] ダイアログ ボックスまたはプログラムで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

コンポーネントのプロパティの設定方法の詳細については、「 データ フロー コンポーネントのプロパティを設定する」を参照してください。

[生ファイル ソース エディター] ([接続マネージャー] ページ)

RAW ファイル ソースは、ファイルから生データを読み取ります。 データはソース ファイル固有の方法で表示されるため、変換の必要がなく、ほとんどの場合は解析の必要もありません。

[生ファイル ソース エディター] ([列] ページ)

RAW ファイル ソースは、ファイルから生データを読み取ります。 データはソース ファイル固有の方法で表示されるため、変換の必要がなく、ほとんどの場合は解析の必要もありません。

参照

RAW ファイル変換先
データ フロー