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Visual Studio を使用して SQL Server on Linux 用のデータベースを作成する

適用対象: SQL Server - Linux

SQL Server Data Tools (SSDT) によって、Visual Studio を SQL Server on Linux 用の強力な開発およびデータベース ライフサイクル管理 (DLM) 環境として使用できます。 ソース管理されたプロジェクトからデータベースを開発、ビルド、テスト、および発行できます。 アプリケーション コードを開発する場合と同様です。

Install Visual Studio と SQL Server Data Tools をインストールする

  1. お使いの Windows コンピューターに Visual Studio がまだインストールされていない場合は、Visual Studio をダウンロードしてインストールします。 Visual Studio のライセンスをお持ちでない場合は、学生、オープンソースの開発者、個人の開発者向けの全機能を備えた無料の IDE である Visual Studio Community エディションを使用できます。

  2. Visual Studio のインストール中に、[インストールの種類を選択してください] オプションで [カスタム] を選択します。 [次へ] を選択します

  3. 機能選択の一覧から、[Microsoft SQL Server Data Tools][Git for Windows][GitHub Extension for Visual Studio] を選択します。

    SSDT セットアップのスクリーンショット。

  4. Visual Studio のインストールを続行して完了します。 これには数分かかる可能性があります。

SQL Server Data Tools の最新バージョンを入手する

SQL Server on Linux は、SSDT バージョン 17.0 以降でサポートされています。

ソース管理内に新しいデータベース プロジェクトを作成する

  1. Visual Studio を起動します。

  2. [表示] メニューの [チーム エクスプローラー] をクリックします。

  3. [接続] ページで、[ローカル Git リポジトリ] セクションの [新規] を選びます。

    [新規] オプションを枠線で囲んだ [ローカル Git リポジトリ] のスクリーンショット。

  4. [作成] を選択します ローカル Git リポジトリが作成されたら、[SSDTRepo] をダブルクリックします。

  5. [ソリューション] セクションの [新規] を選びます。 [新規プロジェクト] ダイアログで、[その他の言語] ノードの下の [SQL Server] を選択します。

    [新規] オプションと [SQL Server] オプションを枠線で囲んだ [ソリューション] セクションのスクリーンショット。

  6. [名前] に「TutorialDB」と入力し、[OK] を選んで新しいデータベース プロジェクトを作成します。

データベース プロジェクト内に新しいテーブルを作成する

  1. [表示] メニューの [ソリューション エクスプローラー] をクリックします。

  2. ソリューション エクスプローラーで [TutorialDB] を右クリックして、データベース プロジェクト メニューを開きます。

  3. [追加][テーブル] を選択します。

    [追加] > [テーブル] を使って新しいテーブルを作成する方法を示すスクリーンショット。

  4. テーブル デザイナーを使用して、次の図に示すように、[Name] nvarchar(50) と [Location] nvarchar(50) の 2 つの列を追加します。 デザイナーで列を追加すると、SSDT によって CREATE TABLE スクリプトが生成されます。

    Name と Location の値を枠線で囲んだテーブル デザイナーのスクリーンショット。

  5. Table1.sqlファイルを保存します。

データベースをビルドして検証する

  1. [TutorialDB] のデータベース プロジェクト メニューを開き、[ビルド] を選択します。 SSDT によって、プロジェクト内の .sql ソース コード ファイルがコンパイルされ、データ層アプリケーション パッケージ (dacpac) ファイルがビルドされます。 これを使用して、Linux 上の SQL Server インスタンスにデータベースを発行できます。

    [ビルド] オプションを枠線で囲んだ TutorialDB を示すスクリーンショット。

  2. Visual Studio の [出力] ウィンドウで、ビルド成功メッセージを確認します。

Linux 上の SQL Server インスタンスにデータベースを発行する

  1. [TutorialDB] のデータベース プロジェクト メニューを開き、[発行] を選択します。

  2. [編集] を選び、Linux 上の SQL Server インスタンスを選びます。

    [編集] オプションを枠線で囲んだ [発行] オプションを示すスクリーンショット。

  3. [接続] ダイアログ ボックスに、Linux 上の SQL Server インスタンスの IP アドレスまたはホスト名、ユーザー名、およびパスワードを入力します。

    接続ダイアログを示すスクリーンショット。

  4. [発行] ダイアログで [発行] ボタンを選びます。

  5. [Data Tools の操作] ウィンドウの発行状態を確認します。

  6. [結果の表示] または [スクリプトの表示] を選んで、SQL Server on Linux でのデータベースの発行結果の詳細を確認します。

    [スクリプトの表示] と [結果の表示] を枠線で囲んだ発行結果を示すスクリーンショット。

これで、Linux 上の SQL Server インスタンスに新しいデータベースが作成され、ソース管理されたデータベース プロジェクトを使用してデータベースを開発するための基本を学習できました。