適用対象:Azure SQL Database
Azure Synapse Analytics
Microsoft Fabric の SQL データベース
エディション (サービス レベル)、サービス目標 (価格レベル)、エラスティック プール名 (存在する場合) を返します。
Azure SQL データベース、ファブリックの SQL データベース、または Azure Synapse Analytics の専用 SQL プール内のデータのみを返します。
現在のデータベース コンテキストが Azure SQL Database 論理サーバーの master データベースである場合は、すべてのデータベースに関する情報を返します。
結果セット
| 列名 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
database_id |
int | 論理サーバー内で一意であるデータベースの ID。
列上のdatabase_idと結合可能ですが、database_id列が存在する他のシステム ビューは使用できません。 詳細については、「DB_ID」を参照してください。 |
edition |
sysname | データベースまたはデータ ウェアハウスのサービス レベル ( Basic、 Standard、 Premium、 または Data Warehouse)。 |
service_objective |
sysname | データベースの価格レベル。 データベースがElastic Pool内にある場合は、ElasticPoolを返します。 Basic レベルでは、Basicを返します。 Standard サービス レベルの単一データベース は、S0、S1、S2、S3、S4、S6、S7、S9、または S12 のいずれかを返します。 Premium レベルの単一データベース では、P1、P2、P4、P6、P11、または P15 が返されます。 Azure Synapse Analytics は DW100 から DW30000c を返します。 Fabric の SQL データベース は常に FabricSQLDB を返します。 |
elastic_pool_name |
sysname | データベースが属するElastic Poolの名前。 データベースが単一データベースまたは専用SQL プールの場合は NULL を返します。 |
アクセス許可
データベースに対するmaster権限が必要です。 データベース レベルでは、ユーザーは作成者またはオーナーである必要があります。
解説
サービス目標の詳細については、 単一データベース、 エラスティック プールに関するページを参照してください。 Azure Synapse Analytics については、 DWU に関するページを参照してください。
サービス設定を変更するには、ALTER DATABASE (Azure SQL データベース) と ALTER DATABASE (Azure Synapse Analytics)に関するページを参照してください。
Azure Synapse Analytics の専用SQLプールの場合は、master データベースに接続する必要があります。 これは、Azure Synapse ワークスペース内の専用SQL プール および専用SQL プール(旧称 SQL DW)の両方に適用されます。 このカタログ ビューは、Azure Synapse Analytics のサーバーレス SQL プールではサポートされていません。
例
このクエリは、現在のデータベース コンテキストの名前、サービス、サービス目標、エラスティック プール名 (存在する場合) を返します。
SELECT d.name, slo.edition, slo.service_objective, slo.elastic_pool_name
FROM sys.database_service_objectives AS slo
JOIN sys.databases d ON slo.database_id = d.database_id
WHERE d.name = DB_NAME();